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図解よくわかる炭の力 B&Tブックス
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図解よくわかる炭の力 B&Tブックス

杉浦銀治【監修】, 炭活用研究会【編著】

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図解よくわかる炭の力 B&Tブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日刊工業新聞社
発売年月日 2014/03/22
JAN 9784526072406

図解よくわかる炭の力

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2024/11/19

炭は色々な用途がある。竹炭を毎日、摂っているし、植物や健康、生活には欠かせないもの。ということで、読んでみた。 〈本から〉 炭の孔の大きさはマイクロメートル(1マイクロメートル=1000分の1ミリ)単位のきわめて微細なもの 孔の種類は2つに大別 1つは「マクロ孔」と呼ばれ、もと...

炭は色々な用途がある。竹炭を毎日、摂っているし、植物や健康、生活には欠かせないもの。ということで、読んでみた。 〈本から〉 炭の孔の大きさはマイクロメートル(1マイクロメートル=1000分の1ミリ)単位のきわめて微細なもの 孔の種類は2つに大別 1つは「マクロ孔」と呼ばれ、もとは木の仮道管孔であり、直径10~40マイクロメートル程度のもの。 もう1つは、細胞壁が単価するときに内部にできた「ミクロ孔」です。この孔は極めて小さく、直径1~5ナノメートル(1ナノメートル=1万分の1ミリ)程度です。 炭とは「木材から煙(熱分)を取り去ったもの」 炭は炭素のほかに水素、酸素、その他灰分(ミネラル)として、カリウム、カルシウム、ナトリウム、鉄、ケイ酸、アルミナ、鉄、マンガンなど多数の無機成分を含んでいます。 炭と薪は全く別のせいつのもの 炭と薪の違い ①薪のような炎は立たない、②煙がでない、③火が消えず扱いやすい、④燃焼時間が長い、⑤火力が安定している、⑥空気によって燃焼温度を調整できる、⑦体積が3分の1になることで、重さが軽く、持ち運びに便利 白炭の最高級品「備長炭」 備長炭は極めて硬度が高いため、普通のノコギリでは切れず、カットする際は鉈を用います。金槌の代わりに釘をうつこともできる硬さ 環境に優しい「竹炭」 竹炭は孟宗竹でつくる炭のことで、(略)木炭と比べてより吸着力が高く、ミネラル成分(とくにカリウムとカルシウムとケイ酸)が多いのが特徴 孟宗竹は生長する際に、土中の鉄やカルシウム、ナトリウム、ミネラルなどを豊富に吸い上げ、しかも水に溶けやすいことから、入浴用につかうのにも適しています。 工業用としても使われる吸着能力が抜群の「活性炭」 炭の4つの働き (1)吸着作用 (2)調湿作用   (3)還元作用 「還元」とは、いろいろな物質と反応し、    相手から酸素を奪う働きのことです。炭の還元作用の利用例としては、    モノの酸化作用を防ぎ、長持ちさせることに使われます。 (4)触媒作用 触媒とは、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、    自身は反応の前後で変化しないものをいいます。例えば、光が当たると    科学反応を促進する「光触媒」があります。 煙を出さない炎を出さない炭の燃焼特性 パリッと焼き上がる赤外線による温熱効果 炭を使う前に知っておくべきこと 炭は燃えるときに一酸化炭素をだします。(略)猛毒でありながら無色無臭という、きわめて危険なガス 炭には「爆跳性(ばくちょうせい)」という、やっかいな性質もあります。 (略)爆跳は急加熱することで起こるので、弱火でゆっくり加熱することです。(略)しばらく炭火のとかくにおいて温めてから継ぎ足す。 肌にやさしいアルカリ性の炭風呂 多種多様に使える木酢液・竹酢液 野菜の鮮度保持を実現する炭の力 「エチレンガス」には、植物の生長を促進させる作用もありますが、冷蔵庫の中だとかえって植物の老化を促進させる物質になってしまうのです。 野菜の鮮度保持 炭をキッチンペーパーに包んで数か所に置く。その他 調湿作用を利用した埋炭と炭畳 ぐっすりとした眠りを実現? 炭を利用した寝具 「癒し」を実感させる炭オブジェ エコロジーに炭と塩の相乗効果で選択 吸着、活性化作用を利用した炭せっけん 炭は優れた研磨剤 「研炭(とぎすみ)」と呼ばれる「研磨剤」 お腹の中をきれいにしてくれる! 食用炭 薬用活性炭の「日本薬局方」による服用基準=1日2~20gを数回に分割経口投与する

Posted by ブクログ

2024/05/20

炭についてだいぶ多義で詳細なお話が書かれておりました。どちらかというと料理での炭火の力をもっと知りたかったのですが、その辺りはあまり書かれておりませんでした。

Posted by ブクログ

2023/12/23

仕事でバイオチャーを扱う前に事前読みした本。バイオチャー自体にはそれほど触れていないが、炭が持つ機能を総合的に把握するのに役立った。個人的には監修の杉浦銀治先生の魂を感じた。炭は究極のアップサイクル原料だと思うし、もっと勉強&活用したい。

Posted by ブクログ

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