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迎え猫 古道具屋 皆塵堂
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迎え猫 古道具屋 皆塵堂

輪渡颯介(著者)

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迎え猫 古道具屋 皆塵堂

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/03/22
JAN 9784062188388

迎え猫

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商品レビュー

3.9

24件のお客様レビュー

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2023/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ4作目だが,1~3では全体の話の軸となるレギュラー以外の登場人物が皆塵堂に居候する展開だったのだが,今作ではそれが不在。強いて言えば,猫が居候役を務めていると言える。今作の各話の中で,成り行きで皆塵堂に子猫が集まってきてしまい,最大9匹。その猫たちの引き取り手を探すというのが縦軸になっている。 「次に死ぬのは」 魚屋の巳之助のお得意先の息子は経師屋だった亡き父のあとを継ぐべく修行を済ませ,現在お礼奉公中。それが済んだら再び自分の家の店を開くと思われていたが,最近塞ぎ込んでいて仕事も休みがちだという。母親に頼まれて巳之助が話を聞いてみると,同じ店で同じ時期に修行していた仲間がこのところ立て続けに自殺しているという。それで次は自分の番では?と怖がっていたようだ。 「肝試しの後に」 巳之助が気紛れに入ったいつもと違う蕎麦屋では注文を受けた店の息子がぼんやりしていて注文を忘れてしまっていていつまで経っても蕎麦が出てこない。怒って店を飛び出し,近くのいつもの蕎麦屋に行くと,その店の看板娘が相談を持ちかける。先程の蕎麦屋のぼんやり息子はこの娘の許嫁だそうで,最近様子がおかしいので心配しているという。しかし何があったのか話してくれないので,巳之助に聞き出してほしいというのだ。 「観音像に呪われた男」 巳之助の弟分となった茂蔵は益次郎の大黒屋で真面目に働いているが,そのための引っ越しの時に元々持っていたものを一切合財皆塵堂に売り払っていたが,ある日皆塵堂に駆け込んできて観音像はまだ売られてしまっていないかという。その観音像は子供の頃近所の爺さんにもらったものだが,何故か頻繁に夢に登場してきて,夢に現れた翌日には必ず悪いことが起こるのだという。その日も棚から落ちてきた大黒様が額にあたって瘤を作ったという。 「煙草の味」 伊平次が引き取ってきたさも高級そうな煙草道具の付いた根付はどうも曰く品らしい。珍しい根付を集めているという主人のために庄三郎が一旦持ち帰るが,すぐに返しに来た。これでタバコを吸うとタバコの味が変になるというのだ。伊平次は根付に彫られた「甲斐」という刻印を何処かで見た記憶があるのだが思い出せない。 「三途の川で釣り三昧」 巳之助は子猫たちの引き取り手を見つけるためにさんざん根回しをし最後のひと押しという所まで来て,ある人物の説得のため皆塵堂で清左衛門にひと肌脱いでもらう計画となっていた。 一方,庄三郎は以前信濃屋で一緒に働いていた喜八に突然声を掛けられる。喜八は信濃屋をやめて家業を継ぐことになっていたはずだが...。

Posted by ブクログ

2020/08/31

2020.08.31読了 ねこづくしの巻 巳之助のネコ好きもすごいが 太一郎のネコ嫌いもすごい しかも、ネコ嫌いの太一郎をネコが好きなのもおかしい

Posted by ブクログ

2020/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は全て、猫がらみの逸話。 猫をいじめていた男たちが、次々と首を括る。 猫好きな名人の大工が作った欄間や、根付を持っている人に、老人の幽霊が見えたり、タバコの味が変わったり。 いくつかの事件が、すべて猫が絡むことに気付く太一。 さて解決に向かうは? 皆塵堂全員出動!

Posted by ブクログ

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