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クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人・姉崎等 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2014/03/12 |
| JAN | 9784480431486 |

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クマにあったらどうするか
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商品レビュー
4.4
84件のお客様レビュー
日々見るニュースで熊が怖いという単純な理由で読んでみた。読んだ上でも熊が怖い。 けど人間の熊との向き合い方、熊と会った時の正しい対処法がインタビュー式で読みやすくてキャンプとか良く行く人にオススメしたい1冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
熊のニュースがぐっと増えてきた近年。 熊に出会うことも他人事ではなくなってきたなぁと思ってたところで妹に貸してもらった。 くまに会ったら… 背中を見せて走らない 大声を出す じっと立ってるだけでよい 腰を抜かしても動かない にらめっこ 口を開けてるところに腕を突っ込んで舌を出し入れさせる 学び、気付き 山において大切なのは火 くまは意外と小食で、雑食性だけど主に草食(どんぐり) はちみつは蜂に刺されてまでも食べたい(くまのプーさんは嘘じゃないんだ) 逃げることは自分の命はいらないよと言っているのと同じ ペットボトルのペコペコする音は苦手 クマはルールを守るけど、人間がルールを守らない
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クマが食べられるエサが山(森)に無い。 エサはコクワ、ブドウ、ドングリ等。 山は針葉樹林を植林した場所が現在は多く、自然環境が様変わりしている。 針葉樹林は広葉樹林とは違い日陰が多くドングリ等、木の実が成らない。 クマの生息域が減り、クマは生きるためにひとがいる地域に降りてくる。...
クマが食べられるエサが山(森)に無い。 エサはコクワ、ブドウ、ドングリ等。 山は針葉樹林を植林した場所が現在は多く、自然環境が様変わりしている。 針葉樹林は広葉樹林とは違い日陰が多くドングリ等、木の実が成らない。 クマの生息域が減り、クマは生きるためにひとがいる地域に降りてくる。 ひととクマの住み分けが難しくなる。 ひとが山やまちにカップラーメンやバーベキューの残り物をゴミとして埋めたり捨てたりしていくとクマは掘り起こして食べて味をしめる。 ひとが畑で作る果物や野菜は美味しいものだから、それもクマはエサが山になければ降りてきて食べて味を覚えてしまう。 本来、クマとひとは里山という場所で「なんか嫌だな」「ちょっと怖いな」という気持ちをお互いに持ちできるだけ互いに会わないように住み分けて暮らしてきたバランスが、今は崩れはじめている。 クマはもともと性質として、ひとを怖いと思う臆病さを持っている。 けれどもひとが住み分けのルールを生活の中で破り続けた事、山の自然環境を破壊した事により、ひとが怖くてもエサが無いため生きようとしてクマがまち近くに出てくる。 クマはひとを一度食べてしまうと、人間が自分より怖い動物ではないことを身をもって知ってしまう。 ひとの味を覚えてしまったクマは繰り返しひとを襲うため駆除対象になる。 しかし、本書によれば多くのクマはもともと人間にたいして臆病な性質なのだそうだ。 肉食獣とは違い、クマ自ら積極的に人間を食おうとする個体はめずらしい。 ただ、銃で撃たれた手負いのクマはクマ自ら逃げられないほどの肉体的ダメージを受けていた場合は逆襲の気持ちを持っているので、人間は返り討ちにある可能性が高くその時はトドメを刺すハンターは生死ぎりぎりの思いで慎重に慎重を重ねてクマに近づき、クマの絶命を探るのだそう。 手負いのクマは絶命するまでとても危険だということ。 クマは確かに怖い。 でもクマも人間を怖がっている。 クマと人間が共存する道はある。 山(森)の自然環境の回復(クマのエサ環境の回復)、人間のゴミ捨てマナーや山に入る時のマナーの遵守の徹底、クマの生態を知ること、山の自然の状態を知ること、人間を怖がらせること等。 本書で引用されているヘレロ博士の著述にこう書かれている。 「共存とは、クマと人間が同じ環境の一部を分かち合うことを意味するようになるべきだが、最大限可能なかぎり、クマは人間の食物を利用することなく生きなければならない。クマとの共存には、相互忌避、人間社会の言葉でいえば相互の尊重が望ましい(中略)クマをなでたり、餌を与えたり、クマが生ゴミを食べたりするのではなく、クマと人間の間にはある種のよそよそしさが必要なのである」 この本を読めばクマの習性が少しでも身近にせまってわかる。 クマがなぜ駆除されるのか、クマがなぜまちに降りてくるのかが本を読みながら少しずつわかってくる。 クマにであったらどうしよう? そう考えることもクマを知ろうとすること。 クマを知ることは、ひととクマの共存への道を拓ける。 人間だけの、地球ではない。
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