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最後の紙面 日経文芸文庫
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最後の紙面 日経文芸文庫

トム・ラックマン(著者), 東江一紀(訳者)

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最後の紙面 日経文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2014/03/07
JAN 9784532280291

最後の紙面

¥220

商品レビュー

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2019/01/03

原題が The Imperfectionists。ネット時代の苦境に立たされた新聞社。設立当時の50年前と、次第に閉鎖に向かっていく現在とを行き来しながら、設立から最盛期、経営の落ち込み、再建、時代の変化、そして没落への流れを関わった一人一人のエピソードと共に描いている。現代は“...

原題が The Imperfectionists。ネット時代の苦境に立たされた新聞社。設立当時の50年前と、次第に閉鎖に向かっていく現在とを行き来しながら、設立から最盛期、経営の落ち込み、再建、時代の変化、そして没落への流れを関わった一人一人のエピソードと共に描いている。現代は“Imperfectionists”. 登場人物一人一人の不完全さ、それを達観し、受容し、生きていく姿に形容しがたい後押しをもらう。

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2018/11/18

富豪の米国人がローマに設立した英字新聞社を舞台にした連作短編集。新聞記者などを取り上げた11の短編の間に、その新聞社が設立された経緯や沿革などを記した挿話が入る。そして、最後には短編と挿話が同じ時間軸に並び、物語が新聞の廃刊という形で終わるというユニークな構成。 この本の原題は、...

富豪の米国人がローマに設立した英字新聞社を舞台にした連作短編集。新聞記者などを取り上げた11の短編の間に、その新聞社が設立された経緯や沿革などを記した挿話が入る。そして、最後には短編と挿話が同じ時間軸に並び、物語が新聞の廃刊という形で終わるというユニークな構成。 この本の原題は、"The Imperfectionists"(完璧ならざる物たち)ということだそうだが、その題名通り、この短編に出てくる人物は何かが少し足りないとか、強烈なこだわりをもつとか、半端者ばかり。そこで展開する人間模様は切なく、ほほえましく、時に痛い。でも、とても他人事とは思えない。自分が、あるいは自分の友人が同じような目に会っている気がして仕方がない。「半端者」と書いたけれども、実は完全な人など存在せず、皆どこかしら半端なところを持っている。だからこそ、愛おしくなる。人間賛歌。

Posted by ブクログ

2017/02/09

ローマの英字新聞社で働くダメな大人たちの喜怒哀楽を描く連作短編集。 と同時に、新聞社の創業から廃刊までの50年の歴史が語られる。 自分が関連する仕事をしていることもあり、いろいろヒトゴトとは思えない^^; ひとつひとつのエピソードは必ずしもスッキリとは終わらない。そこが妙に人間...

ローマの英字新聞社で働くダメな大人たちの喜怒哀楽を描く連作短編集。 と同時に、新聞社の創業から廃刊までの50年の歴史が語られる。 自分が関連する仕事をしていることもあり、いろいろヒトゴトとは思えない^^; ひとつひとつのエピソードは必ずしもスッキリとは終わらない。そこが妙に人間臭くてリアルだ。 自分の身に起こったらホラーだな、と思えることも…

Posted by ブクログ

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