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宇宙論と神 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2014/02/14 |
JAN | 9784087207248 |
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宇宙論と神
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宇宙論と神
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商品レビュー
3.3
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神と宇宙、ともによくわからない遠い存在同士のつながりを考えていく作品。まず、神話について考察し、宇宙と繋げていく。その後、各国の天文学の変遷がまとめられ、天文学の発展とともに、神が地球から追い出され、宇宙の不思議へと押し付けられていく流れが述べられていた。この世の不思議を説明するために、神という存在が作られたとしても、そんな科学的な無知が人の拠り所になっている現実はとても面白いと思った。
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第三章あたりまで読んだ。本を図書館に返さないといけなくなったので最後まで読めず、ちょっと残念。いつか続きを読みたい。 印象に残った箇所のメモは以下。 神の変容 「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」における「ほとけ」じゃ極めて日本的な宗教観かもしれない。基本的には自力本願であって、...
第三章あたりまで読んだ。本を図書館に返さないといけなくなったので最後まで読めず、ちょっと残念。いつか続きを読みたい。 印象に残った箇所のメモは以下。 神の変容 「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」における「ほとけ」じゃ極めて日本的な宗教観かもしれない。基本的には自力本願であって、その努力を愛でて最後に「顔」をみせてくれるからだ。これに対し、西洋における「神」は少し異なっている。至高の存在であるとともに、自然界を束ね、難問を投げかけたり、試したりして、人間を困らせ挑発し翻弄する存在である。唯一神であるが故に人間に対して自由に振る舞う子ことができ、人間が右往左往する様を天の高みから楽しんでいる。人間は自らの無力さを知りつつも、神に対抗しようと身構え反応する。それに応じて様々な物語が編み出されていくことになる。そのような意味で、神と人間相剋が続いていく動的な宗教観と言えるかもしれない。(p13) 神話時代には、自由闊達な神であったのだが、農業革命以降においては、厳かで自らの絶対性を人々に強要するようになった。(p14)
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図書館で借りた。 宇宙科学の発展に、科学者観点の神とはどんなだったか、をなぞった特徴的な本。 著者は京都大学の先生で、「物理学と神」がベストセラーとなり、その続編的な本らしい。そちらは読んでない。 日本人は宇宙にそれほど興味を持たなかった、という話や、「神はサイコロ遊びはしない...
図書館で借りた。 宇宙科学の発展に、科学者観点の神とはどんなだったか、をなぞった特徴的な本。 著者は京都大学の先生で、「物理学と神」がベストセラーとなり、その続編的な本らしい。そちらは読んでない。 日本人は宇宙にそれほど興味を持たなかった、という話や、「神はサイコロ遊びはしない」と言ったアインシュタインに対し、ボーアが「ひょっとしたら神はサイコロ好きかもよ」と反論したという話は印象に残った。
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