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宇宙のランデヴー 改訳決定版 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/02/08 |
JAN | 9784150119430 |
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宇宙のランデヴー 改訳決定版
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
なんかこの設定が面白いな、これ。 いや、分かるよ。例えば日本人とガボンの人は99%くらいお互いに無関心だろうけど、会ったら挨拶くらいするかな。でも同じ人類だからであって、じゃあガボンに行って当地の昆虫にいちいち興味を持たないだろうし、ましてや挨拶など。自分でやるのは良いけどやられ...
なんかこの設定が面白いな、これ。 いや、分かるよ。例えば日本人とガボンの人は99%くらいお互いに無関心だろうけど、会ったら挨拶くらいするかな。でも同じ人類だからであって、じゃあガボンに行って当地の昆虫にいちいち興味を持たないだろうし、ましてや挨拶など。自分でやるのは良いけどやられるとしんどい、というやつだね。 という異文化コミュニケーションの難しさをあからさまにすることで将来やってくる移民の問題を予測しているという恐るべき一冊である。
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アーサー・C・クラークの想像力に圧倒される作品でした。 2130年、太陽系に突然現れた未知の超巨大飛行物体、通称“ラーマ”に挑む宇宙飛行士たちと人類を描いた長編SF小説です。 こう書いてしまうのもなんだけど、読んでいてけっこう序盤で情景が分からなくなってしまった。 重力がこうな...
アーサー・C・クラークの想像力に圧倒される作品でした。 2130年、太陽系に突然現れた未知の超巨大飛行物体、通称“ラーマ”に挑む宇宙飛行士たちと人類を描いた長編SF小説です。 こう書いてしまうのもなんだけど、読んでいてけっこう序盤で情景が分からなくなってしまった。 重力がこうなって、宇宙飛行士たちの体がこうなって……、みたいな最序盤のラーマへの潜入シーンはなんとなく想像しながら読めましたが、ラーマの船内、さらに船の中に広がる海や都市の話になると、もう想像が追いつかなくなってしまいました。 これを書いたクラークと、文章だけで情景がパッと想像できる人は、もう人類を辞めているのでは……などと思ったり。 ラーマ内の探検の様子も、抑えめの筆勢で淡々と書かれていく印象が強いです。けっこうなイベントが起こっているので、いくらでも盛り上げられそうなものなのに。 そう考えるとこの作品は、読者の理解や単純なエンタメ要素を差し置いてでも、描きたかったものがあるのだろうと思います。 これだけの書き込みと作品世界の作り込み。想像力の極地の果てに訪れる人類と超文明の相克の結末。クラークならではの情緒というか、人間の小ささに対する視点と、宇宙の壮大さに不思議な趣を感じる作品でした。
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情景がわたしの拙い読解力では浮かばない。 ネット検索でラーマの大きさは何となく想像できたが、内部構造は?の連続でした。 さすが巨匠ですね。
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