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ピエタ ポプラ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
| 発売年月日 | 2014/02/05 |
| JAN | 9784591137710 |
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ピエタ
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商品レビュー
3.9
131件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オーディブルの体験中にさわりだけ聞いたが、体験が終わってしまったので本を読んでみた。 たしかオーディブルは小泉今日子さんの朗読だったような。映画を見ているような素晴らしいものだった。さわりしか聞けなかったが、惹きつけられた。 面白かった。 18世紀のヴェネツィアの孤児院を支えるための音楽団ののようなピエタ。事実に基づいた小説。 天才的なアンナマリーアは実在する。エミーリアが実在するかどうかわからないが、身近にアンナマリーアのような才女がいても腐らず真面目で誠実な生き様に心を打たれる。 ヴェロニカ、クラウディアと魅力的なキャラクターが出てくる。 カーニヴァルの間、エミーリアが自身を捨てた親探しを手助けしてくれたヴェロニカの兄カルロと思われる仮面の男性との恋。直後のカルロとの縁談。そして自分の意思をとわれることなく流れた縁談。切ない。ただ、もっと切ないのはカルロと結婚した人が、カルロに愛されるためだけに生きているような人であったこと。性格も改め、元の意地悪だった性格を押し殺し続ける妻。その生き様を知ってしまうとカルロも妻もエミーリアも切ない。 どうにもならない、その切なさが物語を上品な甘酸っぱくしている。 ピエタの娘であり続けたエミーリアやアンナマリーアは果たして幸せだったのか? もっと幸せになってほしかったと思いつつ、ひとときでも本物の愛に出会えたエミーリアは、それを知らずに一生を過ごす人より幸せなはずだ。
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娘たちよ、より良く生きよ 正にそのように生きた彼女達の物語。激動の何かがあるわけではないけれども、亡きヴィヴァルディの残した痕跡が温かな縁となったその暁に思いがけない贈り物を受け取るストーリーは何だか神ないしはヴィヴァルディの導きを感じてしまう。 18世紀ヴェネツィアの運河やゴン...
娘たちよ、より良く生きよ 正にそのように生きた彼女達の物語。激動の何かがあるわけではないけれども、亡きヴィヴァルディの残した痕跡が温かな縁となったその暁に思いがけない贈り物を受け取るストーリーは何だか神ないしはヴィヴァルディの導きを感じてしまう。 18世紀ヴェネツィアの運河やゴンドラ、教会の風景、ヴィヴァルディの楽曲、ヴァイオリンの音色、仮面着用のカーニバル等と風景描写が美しい作品。Audibleでは実際に音楽が聞こえて来るのも雰囲気を高めてくれていてとても良かったし、主人公達の知るヴィヴァルディを感じるようだった。 またヴェロニカが良かった。貴族という立場で貴族の在り方について悩みながら、誇り高く慈しみの心を忘れずに果敢に振る舞う姿は恥じるところのない正に貴族だった。
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良かった。静かに胸を打たれる、そんな本だった。 表紙の絵が少し物悲しい雰囲気だったから、重く暗い感じの物語なのかと思っていたらそんな事はなく、静かで、だけど吸い寄せられるような、じんわりと心を動かされる物語だった。 舞台は18世紀ヴェネツィア。 音楽家アントニオ・ヴィヴァルディ...
良かった。静かに胸を打たれる、そんな本だった。 表紙の絵が少し物悲しい雰囲気だったから、重く暗い感じの物語なのかと思っていたらそんな事はなく、静かで、だけど吸い寄せられるような、じんわりと心を動かされる物語だった。 舞台は18世紀ヴェネツィア。 音楽家アントニオ・ヴィヴァルディ、彼が主役かと思いきやそうではなく、彼に関わった人達の物語。 若干ミステリーのような要素もあるけど、それが強くなく重くないのが良かった。 最後の繋がりは、美しかった。 綺麗な繋がり、答え合わせ。まるでヴィヴァルディ先生が取り計らったかのよう。 静かで美しい感動だった。 むすめたち、よりよく生きよ。
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