黒の回廊 松本清張プレミアム・ミステリー 光文社文庫

松本清張(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2014/02/13
• JAN: 9784334766979

商品レビュー

2020/10/14

2020年10月13日、読み始め。

この作品は、『松本清張全集』（第一期）付属の月報に連載され（1971年4月刊行分 - 1974年5月刊行分）、加筆の上、1976年1月に文藝春秋から刊行された、とのこと。

松本清張は1909年生まれなので、著者が62歳位の時に書かれた作品と思われます。

私事ですが、うつ状態が続いています。
が、ようやく、読書を楽しめる位には回復してきたように思います。

ウィンザー城が登場したので、調査。
ウィンザー城は、ロンドンにあるイギリスの君主の公邸の一つである。イギリス王室の所有で、女王エリザベス2世が週末に過ごす場所でもある。およそ45,000平方メートルの床面積を持つ。
ちなみに、エリザベス2世は、1926年4月21日生まれで、現在94歳。
実名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー。

2020年10月24日、読了。

600頁近い作品だったが、何とか最後まで読めた。
私事ですが、7月から、うつ状態で精神安定剤を服用中。既に、3か月以上になり、ようやく、読書を楽しめるような状態になってきたかな、というところです。

2020/05/23

女性だけのヨーロッパ団体旅行。総勢30名のツアー。年齢も様々、職業も様々、女性たちの人間模様、それを率いるツアーコーディネーターの男性旅行会社員、そして旅行地の解説役として女性講師が同行。ツアー客の同室で険悪な2名の女子が、湖に面したホテル地で溺死体で発見される。現地の日本の新聞社記者やフリーの雑誌記者なども集まり、日本の旅行会社からも上司が現地入り。

2014/06/20

1977年の作品。
女性限定の25日間ヨーロッパ・ツアー旅行「ローズ・ツア」、職業も年齢もばらばらの参加者、虚栄心と嫉妬心が交錯する中で起こる事件。
観光旅行団・参加者を団員といったり、出発前に空港待合室で結団式を行ったり、添乗員が見送り人に娘をよろしくなど頼まれごとをされたり、旅行評論家を同行させたり等々、当時の海外旅行の様子が面白ろく、コペンハーゲン、ロンドン、エンジンバラ・・と進む中、事件が起こって足止めされるより、旅行が順調に進むことを願いながら読んだ。