![月と蛇と縄文人 シンボリズムとレトリックで読み解く神話的世界観](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001711/0017111830LL.jpg)
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月と蛇と縄文人 シンボリズムとレトリックで読み解く神話的世界観
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 寿郎社 |
発売年月日 | 2014/01/31 |
JAN | 9784902269673 |
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月と蛇と縄文人
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
月や蛇のレトリックから、死と再生をテーマにした縄文の信仰仮説を展開する。 初めに仮説の概略を述べた後は例示が続く。 同じ仮説の裏付けがほとんどなので、概略だけ知りたい人は初めと最後の岡本太郎の話だけでも十分。 縄文史料に興味があれば、新しい視点をえられるので、一読の価値はある...
月や蛇のレトリックから、死と再生をテーマにした縄文の信仰仮説を展開する。 初めに仮説の概略を述べた後は例示が続く。 同じ仮説の裏付けがほとんどなので、概略だけ知りたい人は初めと最後の岡本太郎の話だけでも十分。 縄文史料に興味があれば、新しい視点をえられるので、一読の価値はあるかと思います。
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大島直行 著「月と蛇と縄文人」、2014.1発行。表紙は廣戸絵美氏の写実的な油絵「妊婦」と国宝土偶で誇張というレトリックの手法が観察される「縄文のヴィーナス」です。なぜ土偶の口はポカンと開いているのか? なぜどの土偶も裸の女性なのか? この本は「シンボリズム」と「レトリック」から...
大島直行 著「月と蛇と縄文人」、2014.1発行。表紙は廣戸絵美氏の写実的な油絵「妊婦」と国宝土偶で誇張というレトリックの手法が観察される「縄文のヴィーナス」です。なぜ土偶の口はポカンと開いているのか? なぜどの土偶も裸の女性なのか? この本は「シンボリズム」と「レトリック」から縄文人の「こころ」、縄文人の「世界観」を見つける旅です。月の満ち欠けに死と再生をイメージした縄文人、9月24日は仲秋の名月、古代人の暮らしや考え方に思いを寄せるのも一興ですね(^-^)
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はじめにの文章の最後の一部を紹介します。 「人間とは何か」――その研究により長い間取り組んできた学問は、心理学や宗教学、民族学(文化人類学)、民俗学、言語学、神話学、そして哲学などではないでしょうか。 だとしたら考古学(縄文研究)にもその研究成果を取り入れることが必要だと考え...
はじめにの文章の最後の一部を紹介します。 「人間とは何か」――その研究により長い間取り組んできた学問は、心理学や宗教学、民族学(文化人類学)、民俗学、言語学、神話学、そして哲学などではないでしょうか。 だとしたら考古学(縄文研究)にもその研究成果を取り入れることが必要だと考えます。・・・・・・ もっともなことだと理解します。 ネリー・ナウマンというミルチャ・エリアーデの象徴理論を基盤とした研究成果をもとに縄文研究をした研究者との出逢いが、著者の研究意欲を掻きたてたのです。 内容は 第1章 縄文人のものの考え方 1縄文の謎はなぜ解けない 2ユングとエリアーデ 3ネリー・ナウマンの研究 5異分野からのアプローチ 6読み解きの鍵はシンボリズムとレトリック 第2章 縄文人のものづくり原理 第1節 縄文土器は本当に鍋か 第2節 土偶のワキはなぜ甘い 第3節 石斧の色はなぜ緑なのか 第4節 貝輪をはめるのはなぜ女性なのか 第3章 縄文人の大地のデザイン原理 第1節 死者をなぜ穴に埋めるのか 第2節 竪穴住居になぜ住むのか 第3節 ストーンサークルはなぜ円いのか 第4節 感情土竹籬は土木工事か 第5節 貝塚はゴミ捨て場なのか 第6節 水場遺構で何が行われたのか 第7節 火災住居は単なる家事か 第4章 縄文人の神話的世界観 第1節 縄文人の世界観 第2節 月のシンボリズムの行方 第3節 縄文文化の本質 著者が一貫して主張する、月のシンボリズム、死と再生。仮説ではありますが、とっても説得力がありました。 縄文は、蛇が交合する姿を土器に印したもの。 カエルの脱皮、熊の冬眠などなど。 ただ、出土した縄文土器を選別する作業に終始する考古学者ってなんだろうって思ってしまいました(笑)。
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