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美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想
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美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想

北川フラム(著者)

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美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代企画室
発売年月日 2014/01/29
JAN 9784773813180

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2023/09/20

夢の家は芸術祭のために作った作品。それが10年たち集落の人々によって維持されていた。 自分の作品がアートのコンテクストを離れ、現実の生活に入って行ったことは、私には初めての体験だった ーマリーナ・アブラモヴィッチ85 批判、反対から始まったプロジェクトが、地域住民との「協働」に...

夢の家は芸術祭のために作った作品。それが10年たち集落の人々によって維持されていた。 自分の作品がアートのコンテクストを離れ、現実の生活に入って行ったことは、私には初めての体験だった ーマリーナ・アブラモヴィッチ85 批判、反対から始まったプロジェクトが、地域住民との「協働」により、形を成していく。この「協働」という耳慣れない言葉が実感を持って使われるようになったのは、國安の作った巨大な竜神の作品が契機だった。 國安は間伐材とレンガを組み、一人で黙々と制作したが、作業はなかなか進まない。最初は冷ややかな目で見ていた地域の老人たちが、みかねて作業協力し始める。そのチームワークはすごかった。もともと作家ひとりの手では実現不可能な規模の作品が、地域が手を差しのべる事によって初めて完成が見えてきた。おそらくその瞬間、竜神は作家の手をはなれ、地域の人たちの作品になった。 そしてこの仮設の作品は「撤去要請」がなぜか行われず第二回の芸術祭でも展示された。しかし豪雪地帯の自然の力は作品を侵食した。すると、第三回に向けて大規模に改修(ほぼ作り直し)することになった。地域の老人はもとより消防団まで参加して「再生」する。そして老人たちは、訪れた観客に完成した作品を案内し、解説し、アーティストとの交流を語り、ついには自分の集落から家族の話まで語ってくれた。 アートは赤ちゃんに似ている。面倒で、やっかいで、生産性が無くて、放っておけば壊れてしまう。だから思わず周りの人たちが協力して支え、育てていくなではないか。竜神はそんなアートの姿を体現していた。125 下条集落の休耕田に砦のような巨大な土壁を作る古郡は、会期3週間前なのに作品は半分も出来ていなかった。「ぜひうちの集落にスケールの大きな作品を」と手を挙げていた下条の長老たちは困った。そこで長老たちは下条地区におふれを出した。 「大人たちは開幕まで、可能な限り有給休暇を消化して制作現場に入るべし。子どもたちは学校が終わり次第現場に急行すべし」 その3週間は雨続きで、泥の中みんなが作業した。作品は当初の計画規模を超えた大きさで完成した。 農村の伝統である労働を尊ぶ心と、アーティストが作品を手でつくり上げていく作業との根源的なつながりは、こうして幸運な化学反応を起こした127 こへび隊が結成され、「つまり訪問」で散々な目に合い、そこで「正義の戦い」などまったく意味のないことが、だんだんわかってきた228 大地の芸術祭を作る過程はデスマッチだった。あちらで反発され、こちらで失敗し、改善をはかり、粘って続けて、やっと糸口が見えてくるありさま。しかしこうして形にしていかなければ何も意味がない。新しいことを根づかせていくことは、とにかくぶつかって形をつくっていくしかないのだ245

Posted by ブクログ

2022/04/30

当時画期的だった里山風景とアートの融合。 ここに至る考え。 年月を経て、地域との関わりも熟していく中、これからどのように展開していくか。長い会期でより日常化する中で、ケハレの境界は。

Posted by ブクログ

2019/05/05

新潟は越後妻有で開催される「大地の芸術祭」の作品選定の考え方にフォーカスを当て、その考え方や背景にある思想を説明する一冊。カラーの豊富な図版が掲載されており、2000年の第1回から2012年の第5回までの主要な作品のダイジェストとしても楽しむことができる。 5月の連休を利用して...

新潟は越後妻有で開催される「大地の芸術祭」の作品選定の考え方にフォーカスを当て、その考え方や背景にある思想を説明する一冊。カラーの豊富な図版が掲載されており、2000年の第1回から2012年の第5回までの主要な作品のダイジェストとしても楽しむことができる。 5月の連休を利用して過去の作品を巡るプレイバックツアーに参加してきて、常設されている主要な作品を楽しむことができた。2日間という短い間ではあったが、その間、実際に触れた作品は延べ50くらいに上るだろうか。しかし、本書を読むと、「大地の芸術祭」の期間中のみの展示作品や、様々なプロジェクトなど、実際にそのタイミングでそこに行かないと楽しめない作品が多数あることに気づく。 例えば、美術館で唐突にパッタイを調理して観客に振る舞うことで、作者と観客の関係性自体を作品とする「パッタイ」で知られるタイ人のアーティスト、リクリット・ティラバーニャは同じコンセプトでタイ・カレーを民家にて調理して観客に振舞っている。かつ、越後妻有の主婦が作ったカレーも合わせて振舞うことで、タイ風カレーと日本風カレーの2つを同時に味わえる本プロジェクトは、現地でしか体験できない。 次回の「大地の芸術祭」の開催は2021年。定期的に過去作品を巡るツアーなどで訪問しつつ、2021年を楽しみに待ちたい。

Posted by ブクログ

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