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時は乱れて ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/01/11 |
JAN | 9784150119379 |
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商品レビュー
4.3
19件のお客様レビュー
「我々が見ているこの世界は、本当に現実なんだろうか?」というテーマを、映画のマトリックスが仮想現実を描いたような表現方法で描いているかと思ったら、1959年に発刊された本書で描いた方法は、正直ぶっ飛んでいて驚きました。また、ジャンルはSFですが、まるで良質なミステリー小説を読んで...
「我々が見ているこの世界は、本当に現実なんだろうか?」というテーマを、映画のマトリックスが仮想現実を描いたような表現方法で描いているかと思ったら、1959年に発刊された本書で描いた方法は、正直ぶっ飛んでいて驚きました。また、ジャンルはSFですが、まるで良質なミステリー小説を読んでいるようで、とても楽しむことができました。以下あらすじ。 主人公のレイグル・ガムは、新聞の懸賞クイズ〈火星人はどこへ?〉で2年間勝ち続けているチャンピオン。彼は、他の人が外に働きに出かけているときに、一日中懸賞の研究と回答に費やす日々を送っていました。そのような暮らしを続けているうちに、ときどき自分が見ている世界に違和感を感じたり、自分が自分ではない感覚を覚えるようになります。 ある日、妹夫婦の息子のサミーが、廃墟になっている空き地から古い電話帳と雑誌、紙切れを拾ってきます(このP90のやりとりが面白い)。掲載されている電話番号はどこも繋がらず、雑誌のグラビアは有名女優らしいが名前がわからない。なんとなく既視感があれども、どうしても思い出せない。何か陰謀めいたものを感じた彼は、町を出る決意をしますが、ことごとく失敗します。 そんな時、妹の夫ヴィックと協力して町から出ることに成功しますが、そこで彼らが見た世界とは…というお話し。 覚え書き 車のタッカー(映画『タッカー』で有名)。 小説ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』、ハリエット・ビーチャー・ストウ『アンクル・トムの小屋』、ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』。女優マリリン・モンロー。
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今目に見えている世界は本当に現実なのか?自分は誰なのか?わずかなきっかけから浮かんだ疑問が次々とピースを呼び寄せ、少しずつ真実が明らかになっていく。ミステリー小説のようなスピード感ある展開にページをめくる手が止まらなかった。これは問答無用に面白い! あの映画のタイトルを上げてしま...
今目に見えている世界は本当に現実なのか?自分は誰なのか?わずかなきっかけから浮かんだ疑問が次々とピースを呼び寄せ、少しずつ真実が明らかになっていく。ミステリー小説のようなスピード感ある展開にページをめくる手が止まらなかった。これは問答無用に面白い! あの映画のタイトルを上げてしまうとそれだけでネタバレになってしまうので伏せるが、1959年出版の本作が元ネタなのだろうか? ラスト付近、特定の年代にノスタルジーを感じる姿には共感してしまった。自分はYouTubeで80年代の映像ばかり見てるので……。
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新聞の懸賞クイズ〝火星人はどこへ?〟で全国チャンピオンの座を維持する有名人レイグル・ガムが、オ-ルド・タウンという田舎町で妹夫婦と住んでいました。レイグルは、事あるごとにディシャブ(既視感)の体験を重ねていて、本当の自分はいったい何者で、どこから来たのかと苦悩するようになります。...
新聞の懸賞クイズ〝火星人はどこへ?〟で全国チャンピオンの座を維持する有名人レイグル・ガムが、オ-ルド・タウンという田舎町で妹夫婦と住んでいました。レイグルは、事あるごとにディシャブ(既視感)の体験を重ねていて、本当の自分はいったい何者で、どこから来たのかと苦悩するようになります。物語は1959年に生きるレイグルが、40年後の未来の記憶に目覚め始め、読者をタイムパラドックスの世界に誘っていきます。時間軸の歪みに呑み込まれ、闘争社会に蠢く人間の精神的不均衡を描いた【P.K.ディック】初期のSF小説です。
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