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キリンの斑論争と寺田寅彦 岩波科学ライブラリー220
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2014/01/10 |
JAN | 9784000296205 |
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キリンの斑論争と寺田寅彦
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キリンの斑論争と寺田寅彦
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キリンの体のまだら模様は胎児期に皮膚が裂けて(?)できたものではないか、という、今考えれば謎の理論とその反論のお話しです。時代は 1933 年と言うのので、昭和 8 年の話しです。何と昭和 8 年! 今の感覚でいうと、そんな事は有り得ないように思えますが、でも、「有り得ない」と思...
キリンの体のまだら模様は胎児期に皮膚が裂けて(?)できたものではないか、という、今考えれば謎の理論とその反論のお話しです。時代は 1933 年と言うのので、昭和 8 年の話しです。何と昭和 8 年! 今の感覚でいうと、そんな事は有り得ないように思えますが、でも、「有り得ない」と思われていたことが後で真実だと判明することもあるので、何事も冷静に、科学的視点で論理適に(←重要)判断することが重要ですね。 しかしそれでは、動物の体の模様はどうやってできるのか、そのメカニズムを説明する理論はまだないのですか? この辺の話しは第二部で出てきますが、今後の課題なのかも。 第2部の風紋の話しで、解決不能と思われる事象が出てきたときの対処として、 1.あきらめて別の解決できそうなものに取り組む 2.完全に解決することはあきらめ、できるところだけ解決することに取り組む の2種類が挙げられています。解決不能と思われることは、そのように認識して、「一度あきらめる」というところが面白いですね。 キリンの体のまだら模様はまだ「1」なのかも。
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キリンの斑点は要するに「ひび割れ」ではないか、という物理学者平田森三の仮説に、生物学者が噛みついたことをきっかけに起きるキリンの斑論争。結局ひび割れなのかそうではないのかはよくわからないのだが、科学的な議論とは関係のない「言い合い」になるところも含めて、なかなかおもしろかった。ぼ...
キリンの斑点は要するに「ひび割れ」ではないか、という物理学者平田森三の仮説に、生物学者が噛みついたことをきっかけに起きるキリンの斑論争。結局ひび割れなのかそうではないのかはよくわからないのだが、科学的な議論とは関係のない「言い合い」になるところも含めて、なかなかおもしろかった。ぼくとしてはひび割れ仮説は面白いと思うので、ちゃんと反論してほしいところだが。 途中から平田森三の師にあたる寺田寅彦が参戦。参戦といっても一方的に平田の肩を持つわけではないが。夏目漱石の弟子でもあり、尺八や線香花火、猫の毛皮の斑点の研究をしていた文人科学者寺田寅彦のものの考え方はとてもおもしろい。寺田といい、平田といい、友達になれたら楽しいだろうな。
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物理的な話がたくさん出てきて、とても難しかった。キリンの斑のでき方を知りたいという論文に、当時の生物学者は見当違いの反論を市、大分腹が立っていたようだ。 チューリング波は生物的には成長すると模様が動く or 増えるということか。
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