がんと診断されたらANK免疫細胞療法

石井光【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎
• 発売年月日: 2013/09/12
• JAN: 9784344970021

商品レビュー

2013/11/16

『がんと診断されたら ANK免疫細胞療法』
石井光 (著)
http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/1/4344970020

内容紹介
専門医が解説する新時代のがん治療
増殖・活性化したナチュラルキラー細胞でがんに挑む

標準治療(手術、放射線、化学療法)が主流の現在の日本のがん治療。
免疫細胞療法というと、これらの治療をやりつくした後の
「最終手段」としてとらえられることが多いのが現状です。
しかし、がんと診断された段階で免疫細胞療法も含めた治療計画を立てることで、
進行がんでも劇的な改善が見込めます。
本書では、ANK免疫細胞療法専門医が、がん発生のメカニズムから、
他の免疫細胞療法とANK免疫細胞療法の違いを解説。
さらにANK免疫細胞療法と三大療法を組み合わせた実際の症例を、写真と共に紹介します。
内容（「BOOK」データベースより）
全国トップクラスの症例数約400件の実績を誇る専門医が解説。ナチュラルキラー細胞でステージ4のがんを死滅させる。
著者について
石井 光(いしい ひかる)
医学博士。新日本橋石井クリニック院長。
2005年からANK免疫細胞療法によるがん治療を開始。
1996年開業時より内視鏡検査(現在年間3000件)による検診人間ドッグでの
胃がん・大腸がんなどの早期発見・予防を通じ、人々が健康な人生を送るための
医療サポートを続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石井/光
医学博士。新日本橋石井クリニック院長。日本消化管学会功労会員、日本消化管学会胃腸科認定医、日本医師会認定産業医、一般財団法人ソワントータルビューティ試験センター評議員。1972年日本医科大学卒、東京女子医科大学外科。1974年埼玉医科大学消化器内科助手。1977年城西歯科大学非常勤講師、医療法人積仁会旭ヶ丘病院副院長。1983年学位取得。医師業の傍ら独自に続けていた研究で学位(日本医科大学)を取得。1987年米国マウントサイナイ病院客員研究員。1993年医療法人社団昭愛会水野病院内科部長。1996年医療法人社団光人会新日本橋石井クリニック開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

単行本（ソフトカバー）: 232ページ
出版社: 幻冬舎 (2013/9/12)
言語 日本語
ISBN-10: 4344970020
ISBN-13: 978-4344970021
発売日： 2013/9/12
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2 cm

2013/10/19

癌に対する免疫療法は効果の是非とともに注目を浴びているが、本書は通常のＮＫ（細胞による）免疫療法ではなく、数倍に培養するＡＮＫ免疫細胞療法についての入門書。

内容は、前半で、がん発生のメカニズムとがんに対する標準治療や免疫システムの紹介であり、後半がＡＮＫ細胞療法の仕組みや計画、そのほかの治療方法の併用等の説明や保険診療ではない自由診療についての説明をしている。

癌に対しては完全に有効な治療法は、早期発見・早期治療で切除できない場合はこれといってはないような気がするので１つの方法として知っておくのは損ではないと思う。また前半部分を理解するためには、基礎医学の免疫学の本を１冊読んでから読み進めるとわかりやすいと思った。