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働かない息子・娘に親がすべき35のこと
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アーススターエンターテイメント/泰文堂 |
発売年月日 | 2013/12/27 |
JAN | 9784803005226 |
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働かない息子・娘に親がすべき35のこと
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働かない息子・娘に親がすべき35のこと
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働かない、働けない息子・娘を抱える親の憂いは切実だ。我が子が、引きこもり、ニートという現実に耐える苦痛は、親本人の苦痛より辛いことかもしれない。 しかし、昭和の右肩上がりの経済成長時代の親の価値観と、失われた20年の経済縮小時代の子の言語化されない、できない想いあり方は、天地の...
働かない、働けない息子・娘を抱える親の憂いは切実だ。我が子が、引きこもり、ニートという現実に耐える苦痛は、親本人の苦痛より辛いことかもしれない。 しかし、昭和の右肩上がりの経済成長時代の親の価値観と、失われた20年の経済縮小時代の子の言語化されない、できない想いあり方は、天地の隔たりがある。 著者の二神能基氏は、40年にわたる子育て・ニート支援の現場で養った見識から、親が「知っておくべき」こと、「実践すべき」ことを語る。畠中雅子さんは、ファイナンシャルプランナーの立場から、資産面で「準備しておくべき」ことを説く。 私見だが、引きこもり、ニートの若者は、真面目すぎる、優しすぎる、完璧を求めすぎるという「過剰」を持つ。社会に適応することから降りたあり方で、「不足」している状態に、かえって楽に幸福であるように見える。 親の世代は、幸福だったのか?それこそ働かない、働けない息子・娘からの問いかけとして考えなければならない。
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玄田有史の「孤立無業」にのっとって、ひきこもりが避けるべきは無業、失業よりも孤立であるとし、それに対して親のとるべき姿勢と行動について書かれている。 最初のうちは、親が子離れすべきであるということ、特に母親が障害になりがちであるということなど、納得できることも多かったのだけれど、後半になって、議論の中心が「仕事」をすべきであるという姿勢を捨てるということになってくると「?」になってきた。 それは、もはや仕事に就けば右肩上がりの生活が待っているわけではないので、それに生きがいを見出すことが難しくなっているから。だから無理に就職を押し付けることなく、生活保護も視野に入れてできる限りのライフプランを立ててやるべきだというのである。そして治療については精神科を頼り過ぎないこととある。 確かに、何が何でもそれなりの企業に「就職」することが人生の全てではないとは思う。しかし、本書の論調は、あたかも「潔く負けを認めて縄につけ」というように読めてしまう。 「就職」ができなくても、「糧」を得ることを探すのが社会における人のあり方ではないのだろうか。ダメなら生活保護がある、というのはあまりにも短絡的に過ぎるのではないか。そうまでせざるを得ないほど「社会」に関わる能力が失われているのであれば、やはり精神科を受診すべきではないのか。 「働かないことを前提とした」ライフプランなどというものは、どうあっても肯定する気にはなれなかった。
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【こんな人にオススメです】 20歳を過ぎているのに、働かずに、家にこもっているお子さんをお持ちの親御さん。または、親類縁者の方。 【こんなところがポイント】 タイトルに「35のこと」とあるように、一つ一つがコンパクトにまとまっているので、読むにも負荷がかかりませんし、自分にでき...
【こんな人にオススメです】 20歳を過ぎているのに、働かずに、家にこもっているお子さんをお持ちの親御さん。または、親類縁者の方。 【こんなところがポイント】 タイトルに「35のこと」とあるように、一つ一つがコンパクトにまとまっているので、読むにも負荷がかかりませんし、自分にできると思えるものを見つけやすい。 また、お金に関することについても、色々なアドバイスがされている。 実際、お金のことは大切なことなのに、触れていない本が多い中、この本は触れているのがとてもよいことだと思います。
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