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蠅の帝国 軍医たちの黙示録 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/12/25 |
JAN | 9784101288246 |
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蠅の帝国
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商品レビュー
4.4
16件のお客様レビュー
*星4つ相当です 厚労省と日本医師会と新潮社が企画した日本医療小説大賞 第一回受賞作との事。 戦中戦後の軍医または軍医の卵がどのように生活したかよく分かる15編の短編からなる。 爺さんが陸軍軍医だったという人は読むと良いと思います。うちの爺さんもそうでした。 作家さんは精神科医で...
*星4つ相当です 厚労省と日本医師会と新潮社が企画した日本医療小説大賞 第一回受賞作との事。 戦中戦後の軍医または軍医の卵がどのように生活したかよく分かる15編の短編からなる。 爺さんが陸軍軍医だったという人は読むと良いと思います。うちの爺さんもそうでした。 作家さんは精神科医で「ははきぎ」と読むそうで、これまで名前は見かけるも手に取ったのは初めて。圧倒的な取材力でこの高解像度はありがたい。
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第二次大戦で軍医として関わった人たちの短編集。 内地勤務だった人もいれば前線に近い外地での救命活動に携わった人、のんびりとした環境で終戦を迎えた人もいれば、やっとの思いで内地に帰り着いた人もいる。 そして軍医ならではなのは、やはり命を救う、病気を治すことに使命感を感じ務めを全うす...
第二次大戦で軍医として関わった人たちの短編集。 内地勤務だった人もいれば前線に近い外地での救命活動に携わった人、のんびりとした環境で終戦を迎えた人もいれば、やっとの思いで内地に帰り着いた人もいる。 そして軍医ならではなのは、やはり命を救う、病気を治すことに使命感を感じ務めを全うする姿勢だと思う。 膨大な参考資料を読み取材した上で創作した話だと思うが嘘は言っていないだろう。 15篇もあるので途中で飽きるが、読む価値はあると思う。
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ふと、本屋さんの本棚で見つけた。 最初見つけたときは、またどうせ、ありきたりの体験談手記じゃいやだなぁと思って手に取ることもせず。 これを世間では食わず嫌いという。 いやはやふと思い立って急に買って、でもしばらく放置。 そしてある日、急に読みたくなって読んだわけだが、よかった。...
ふと、本屋さんの本棚で見つけた。 最初見つけたときは、またどうせ、ありきたりの体験談手記じゃいやだなぁと思って手に取ることもせず。 これを世間では食わず嫌いという。 いやはやふと思い立って急に買って、でもしばらく放置。 そしてある日、急に読みたくなって読んだわけだが、よかった。読んでよかった、買ってよかった。 とても淡白、冷静。「私」になりきってしまって、通勤時間が広島だったり空襲後の東京だったり、朝の時間に読むには結構つらかった。帰りもなかなかつらいけど。 視点がいつも「私」なので、吉村昭より読みやすいかも。だけれど、感傷に浸る前に現実が押し寄せて来て、立ち止まりもできないし、泣いてもいられない。 生きよう、今できることをしよう、何ができるだろう、この何もない状況で。という思考が止まることがない。 読みえてとても疲れたけれど、また再読したい。 作家のライフワークだという作品って、こんなに重たいのだと、そして何度も読みたくなるものなんだと感じた。
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