炎と茨の王女 創元推理文庫
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炎と茨の王女 創元推理文庫

レイ・カーソン(著者), 杉田七重(訳者)

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炎と茨の王女 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/12/24
JAN 9784488568023

炎と茨の王女

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商品レビュー

4.1

20件のお客様レビュー

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2024/08/24

ブックオフで買って、ずっと積読してあったのを、骨折して時間が有り余っている今読んでみた。 三部作の1作目。 掛け値なし面白い! 冴えない太った第2王女が、隣国に嫁ぐところから始まる、異世界ファンタジー。 波乱万丈、冒険小説。 数々の試練を経て、魅力的な女性へと成長してい...

ブックオフで買って、ずっと積読してあったのを、骨折して時間が有り余っている今読んでみた。 三部作の1作目。 掛け値なし面白い! 冴えない太った第2王女が、隣国に嫁ぐところから始まる、異世界ファンタジー。 波乱万丈、冒険小説。 数々の試練を経て、魅力的な女性へと成長していく物語。 そしてクライマックス! 唯一ケチをつけるとしたら、 パンとか、ニンジンやカブなど、現実世界の食べ物が登場するのは、いかがなものか? ちょっと興ざめしてしまう。 もう少し細部の設定を作りこんでほしかった。 結局一日で読んでしまった。 読んでみて欲しいな〜!

Posted by ブクログ

2024/02/12

いわゆる冒険ファンタジー作品。分厚いのにすいすい読めます☆ とある王国の王女は偉大な父と容姿端麗頭脳明晰な姉の元で、コンプレックスに塗れながら育ちます。その彼女は神に選ばれし者として、自身の臍にゴッドストーンを帯びていました。 最初はとにかく、デブで僻んでばかりいる王女が嫌いでし...

いわゆる冒険ファンタジー作品。分厚いのにすいすい読めます☆ とある王国の王女は偉大な父と容姿端麗頭脳明晰な姉の元で、コンプレックスに塗れながら育ちます。その彼女は神に選ばれし者として、自身の臍にゴッドストーンを帯びていました。 最初はとにかく、デブで僻んでばかりいる王女が嫌いでした。政略結婚させられた隣国の王には、結婚のことを秘密にされ、愛人までいて…なんだこの話は…って思いました。が、王女がゴッドストーンのために誘拐されてからは怒涛の展開!どんどん痩せてどんどん活動家になり、成長していく☆ 敵への逆襲、誘拐団と打ち解け、なおかつそのメンバーの1人との淡い恋など、盛りだくさんで、最後はもちろん大団円!大事な人が死んでいくのはちょっと悲しいけど… 続編も楽しみです!大好きなシリーズがまた増えました☆

Posted by ブクログ

2024/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 三部作ファンタジー作品の一作目。表紙が気になり手に取ってみた。  世界観の設定か作り込めれており、のめり込むように没頭して読んでしまった。自信のない特別な身体的特徴を持つ王女が隣国に嫁入りし様々な苦難や出会いや別れの果てに自信と実力をつけていくと言う王道なストーリーだが、自国・隣国・敵国・都市・辺境と鮮やかで美しい様々な舞台を巡っていき、それぞれの文化や建築や食べ物の違いを箱入り王女らしい新鮮な視点で観察し感想を示してくれるため、じっくりと読めてしまう。特に本人が食べることが好きなためか、食べ物の描写が調理過程含めて丁寧でとても美味しそうだ。それ以外の感情や情景描写も豊かで胸に迫るものがあり、読み味をより深めている。特に信仰に関する情動が繰り返し描かれている部分が、中々日本人にはないような感覚なのでその部分も面白かった。これ一冊でもお話として半ば完結しているが、続きでは何をするのだろうか?早速続きを読みたい。  また余談ながら主人公は中々恋多き女性であり、その点も面白かった。しかし死別や悲恋も多く、彼女の恋のいずれかが実のかどうかも気になるところだ。

Posted by ブクログ