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漱石・東京百句
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創風社出版 |
発売年月日 | 2013/12/01 |
JAN | 9784860371999 |
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漱石・東京百句
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漱石・東京百句
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「松山百句」に比較するとやや物足りない感じ。 恐らく、俳人漱石から小説家漱石になって、それほど俳句には時間が割けなかったのかも知れないし、漱石特有の滑稽感のある句が少ないためかも知れない。 ・君逝きて浮世に花はなかりけり すぐ上の兄嫁の妻登世が逝去しとおりに読んだもの。 江藤淳は...
「松山百句」に比較するとやや物足りない感じ。 恐らく、俳人漱石から小説家漱石になって、それほど俳句には時間が割けなかったのかも知れないし、漱石特有の滑稽感のある句が少ないためかも知れない。 ・君逝きて浮世に花はなかりけり すぐ上の兄嫁の妻登世が逝去しとおりに読んだもの。 江藤淳はこの時の一連の句でもって、漱石は兄嫁に恋をしていたと断定している。 ・朝顔の葉影に猫の眼玉かな ・雷の図にのりすぎて落にけり ・骨の上に春滴るや粥の味 ・腸(はらわた)に春滴るや粥の味 上二句は修善寺の大患の後の句。やっと回復期に向かっている頃なのか。 ・灯を消せば涼しき星や窓に入る ・抱一の芒に月の円(まどか)なる 漱石も酒井抱一が好きだったのかな ・煮て食ふかはた焼いてくふか春の魚
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