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宇宙船とカヌー ヤマケイ文庫
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宇宙船とカヌー ヤマケイ文庫

ケネスブラウワー【著】, 芹沢高志【訳】

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宇宙船とカヌー ヤマケイ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と溪谷社
発売年月日 2013/12/20
JAN 9784635047647

宇宙船とカヌー

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2021/09/04

出だしは興味深くてどんどん進んだのだけど、途中からなんか進まなくなったな。 なんと言うか、文章もあまり得意じゃない文体やリズムだったからか。。。

Posted by ブクログ

2018/12/30

文庫本450ページにおよぶ父子物語を、海外出張の機内とホテルで読了。 父フリーマン・ダイソンは「宇宙船」に夢を見た。爆弾の爆発を動力として宇宙船を飛ばそうという彼の『オリオン』計画は一時はNASAからも予算がおりるほどのものだった。一方、その息子ジョージは「カヌー」に夢を見た。1...

文庫本450ページにおよぶ父子物語を、海外出張の機内とホテルで読了。 父フリーマン・ダイソンは「宇宙船」に夢を見た。爆弾の爆発を動力として宇宙船を飛ばそうという彼の『オリオン』計画は一時はNASAからも予算がおりるほどのものだった。一方、その息子ジョージは「カヌー」に夢を見た。17歳で家を出て、木の上に作ったツリーハウスに住み、巨大カヌーを自作することに邁進した。 1978年に原書が出版された、この父子の物語がユニークな点は、著者自身がこの父子にしっかりとかかわっていることだ。ジョージのカヌーに一緒に乗り込んで冬の海峡を漕ぎ進み、また、離れて暮らす父子の間を取り持つ密使のような役回りもやっている。ここまでかかわっているからこそ、客観的なドキュメンタリーではない父子物語ができあがったのだろう。決して感情的な表現を使っていないにもかかわらず、交わることの少なかったこの父子が最後に見せる姿がとても美しく感じられるのは、著者が自身をこの父子の中に置いたことの何よりの証しだ。 また、巻末に添えられている訳者のあとがきである「訳者ノート」も秀逸だ。柴田元幸のあとがき同様、本作の良さを存分に引き出している。さらに、今回のヤマケイ文庫からの刊行にあたって書かれた「文庫版あとがき」にも軽く胸がふるえた。厚めの文庫だが、最後の最後まで読ませてくれる。

Posted by ブクログ

2018/11/05

お父さんはダイソン・スフィアのダイソン先生。息子はナチュラリストというか、そんな生活をブリティッシュ・コロンビア近辺でしているジョージ。一見対称的であるが、実は似たもの親子なのである。それは著者もあきらかに意識して書いていると思う。自分とはかなり遠い感覚の人たちであると思う。魅力...

お父さんはダイソン・スフィアのダイソン先生。息子はナチュラリストというか、そんな生活をブリティッシュ・コロンビア近辺でしているジョージ。一見対称的であるが、実は似たもの親子なのである。それは著者もあきらかに意識して書いていると思う。自分とはかなり遠い感覚の人たちであると思う。魅力はある本だが、いまいち入っていけないところもあった。 いろいろ時間が無く、おもに飛行機の中で、きわめてゆっくり読んだ。

Posted by ブクログ

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