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東京ロンダリング 集英社文庫
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東京ロンダリング 集英社文庫

原田ひ香(著者)

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東京ロンダリング 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/12/13
JAN 9784087451481

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東京ロンダリング

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商品レビュー

3.7

112件のお客様レビュー

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2024/06/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

自分の浮気が原因で離婚して、夫も家も財産もすべて失ったりさ子。「わけあり物件」を「普通の物件」に戻すために、一ヶ月だけその部屋に住むだけで良い、という「ロンダリング」のアルバイトを始める。 りさ子の毎日は、ただ部屋にいて、本を読んで、コンビニでお惣菜を買って食べる日々。 32歳、まだまだやり直すには遅くないのに、こんなに無気力で大丈夫かしらと心配になるくらい、死んでるように生きている。 ただ雇い主に言われるがままに転々と住んで、自分の意思がない。 何かを変えようとも思っていない。 最後は少しだけ同僚のために行動できるようになるが、それも亮が計画して準備したものに便乗しただけのように見える。 原田ひ香さんの作品で、こんなに受動的な主人公は珍しい。 傷ついて落ち込んで、自分の幸せを考えられなくなっている人は、都合よく搾取される。 そんなりさ子に対して、お節介ながらに「そんなんじゃだめよ」とびしっと言ってくれる真鍋夫人の存在が救いだった。

Posted by ブクログ

2024/06/03

事故物件に短期間住みロンダリング(浄化)する仕事、本当にありそうな仕事でこの設定にまずは掴まれた。 積極的に生きる意義を見失っていた主人公は、何も考えず流されるままにこの仕事を続ける。が、人々と関わり合ううちに徐々に心が目覚め、周りにも心を開いていく。読む前に勝手に思っていたお...

事故物件に短期間住みロンダリング(浄化)する仕事、本当にありそうな仕事でこの設定にまずは掴まれた。 積極的に生きる意義を見失っていた主人公は、何も考えず流されるままにこの仕事を続ける。が、人々と関わり合ううちに徐々に心が目覚め、周りにも心を開いていく。読む前に勝手に思っていたお話と違い、中々ほっこりする良い小説であった。もう少し主人公の成長と顛末をしっかり見届けたい気もしたが、最後は割合とアッサリ終わる。 大団円に向かうキッカケが少し強引で興を削いでいるのが少しだけ残念。 この作者、最近は食べ物をテーマにした作品も多く出しているみたいだが、本作でもうまそうな料理が結構出てくる。そこも読みどころの一つだと思う。

Posted by ブクログ

2024/05/30

さらっと読めるけど読後に爽やかな印象を残すいい本だった。主人公が都合よく社会に復帰したりしないあたりも好印象。もっとたくさん物件が出てくる事故物件カタログみたいな内容を想像してたけど、思ったよりも人と人の物語だった。実際大家をやってるので面白い視点からも読めた。

Posted by ブクログ

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