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ほしがる嫁 竹書房ラブロマン文庫
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ほしがる嫁 竹書房ラブロマン文庫

葉月奏太(著者)

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ほしがる嫁 竹書房ラブロマン文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2013/12/16
JAN 9784812498002

ほしがる嫁

¥550

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2014/01/23

豹変する義父に翻弄される嫁の被虐美

アンニュイに物欲しげな蕩け顔の表紙カバーイラストとタイトルで若い嫁が義父を誘惑するようなテイストをイメージしがちだが、実際の内容は全く異なる。きっかけこそ夫への軽い欲求不満に端を発した義父へのちょっとした悪戯めいた挑発ではあったが、生真面目な印象ながらその挑発に乗ってきた義父がそ...

アンニュイに物欲しげな蕩け顔の表紙カバーイラストとタイトルで若い嫁が義父を誘惑するようなテイストをイメージしがちだが、実際の内容は全く異なる。きっかけこそ夫への軽い欲求不満に端を発した義父へのちょっとした悪戯めいた挑発ではあったが、生真面目な印象ながらその挑発に乗ってきた義父がその後に人が変わったように豹変し、嫁の手に負えなくなった果てに繰り返される凌辱的展開を主軸とする作品である。そして、変貌した義父に困惑し、抵抗しながらも覚えた愉悦には次第に順応してしまい、夫では到底得られなかった快楽に不貞の背徳が加わった結果、最後の最後に発した嫁の叫びがタイトルの真意である。回春路線の構成ながら義父を実質的な凌辱者に仕立てたアイデアは秀逸と言える。 夫との夜の営みも出てはくるが、それは義父との違いを見せるためのダシでしかなく、当て馬のごとき夫には憐憫も禁じ得ないのだが、それ故に基本は夫不在時にじわじわと陰湿に責めてくる義父と拒否したくてもし切れない困惑と懊悩を湛えながらも感応させられて結局は受け入れてしまう嫁の2人で話は進む。自宅内の密室的な空間で2人っきりの時間が訪れる度に所構わず迫られ、責め立てられ、感じさせられ、昂らされ、絶頂へと導かれてしまう官能の繰り返しがいやらしいことこの上ない。また、夫の弟夫婦が中盤で闖入してきてフックを利かせる場面もある。 最終的にはAVの人気シリーズ『夫の目の前で犯されて』のような展開と破滅的なクライマックスを経た後に希望の光が差す結末を迎えるのだが、このエピローグについては若干取って付けたような印象もあり、これで万事解決に至るのだろうか?という疑念も残った。義父という別の男の手でオンナとして開発され尽くした嫁ならばこそ夫が相当頑張らないといけない気がするのだが……むしろ「頑張って」とエールを送る余韻を残した結末なのかもしれない。

DSK

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