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グローバリゼーション・パラドクス 世界経済の未来を決める三つの道
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グローバリゼーション・パラドクス 世界経済の未来を決める三つの道

ダニロドリック【著】, 柴山桂太, 大川良文【訳】

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グローバリゼーション・パラドクス 世界経済の未来を決める三つの道

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2013/12/21
JAN 9784560082768

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グローバリゼーション・パラドクス

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2023/08/05

窓を開けて蚊帳をはる 国民に安心感を与えて、成長できる環境を作ることがる国を発展させることになるのではないかと思った。

Posted by ブクログ

2023/05/08

出版されたのはもう10年近く前ですが、2022年現在で読んでも面白い本だと思います。本書の主張を一言でいうなら、グローバリゼーションがもたらすトレードオフです。著者はこれを「トリレンマ」で表現しています。トリレンマとは3つの事象のうち、2つまでしか追求できない、3つ同時に追求する...

出版されたのはもう10年近く前ですが、2022年現在で読んでも面白い本だと思います。本書の主張を一言でいうなら、グローバリゼーションがもたらすトレードオフです。著者はこれを「トリレンマ」で表現しています。トリレンマとは3つの事象のうち、2つまでしか追求できない、3つ同時に追求することはできない、という状況をあらわしますが、具体的には「グローバリゼーション」「国家主権」「民主主義」の3つを同時に追求することはできない、という主張になります。 そのうえで (1)「グローバリゼーション」「国家主権」の追求=黄金の拘束服 (2)「グローバリゼーション」「民主主義」の追求=グローバル・ガバナンス (3)「国家主権」「民主主義」の追求=ブレトンウッズの妥協 と呼び、著者自身の意見として(3)が最も現実的かつベストな選択肢だと述べています。 (1)で失われているのは各国にいる市民の声、つまり民主主義です。「黄金の拘束服」という呼び名は20世紀半ばまで続いた金本位制を強く意識したものですが、国家は自身の主権を持ちつつも、経済ルールについては金本位制のような厳密なルールに従います。そこでは国内向け経済政策の優先順位が低い、あるいはないと言ってよい。つまり国民の不平、不満は棚上げして国際ルールを重視している状況です。 (2)で失われているのは国家主権です。ここでは民主主義=民意が重視されますが、それは国を飛び越えてグローバルに機能する、つまり世界政府のような存在が念頭に置かれているわけです。著者はこの案について一定の評価をするも、非現実的であること、文化や価値観の多様性を無視していることなどから却下しています。ここはまさに普遍主義と多様性重視主義との対立と言ってもよいでしょう。 そして(3)はまさに第二次世界大戦後のブレトンウッズ体制(制限されたグローバリゼーション)の世界になるのですが、グローバリゼーションを意図的に制限することで、国家主権と民主主義の両方が達成できる、そしてこれこそが最も現実的かつベストな選択肢ということになるわけです。 私の感想ですが、トリレンマの構造を明らかにしたこと自身は大変興味深く読みましたが、ブレトンウッズ体制に帰れ、という結論になっていて、こちらはあまり面白みがないなと言う印象を受けてしまいました。トリレンマを超克する方法はないのか、たとえばデジタル技術、ブロックチェーンのようなものを使うと、3つが同時に追求できるかもしれない、など、もう1歩先の議論を期待したいと思いましたので星4つにしました。

Posted by ブクログ

2020/01/03

訳者あとがきにある通り、グローバリゼーション、民主主義、国家主権のトリレンマの解決を歴史的に分析している前半は面白く読めた。 しかし、競争的脅威以外へのセーフガード措置の拡大、国内規制への浸食を防ぐための国際金融取引の制限という、筆者の主たる提言が、どうすれば実現可能なのかは今ひ...

訳者あとがきにある通り、グローバリゼーション、民主主義、国家主権のトリレンマの解決を歴史的に分析している前半は面白く読めた。 しかし、競争的脅威以外へのセーフガード措置の拡大、国内規制への浸食を防ぐための国際金融取引の制限という、筆者の主たる提言が、どうすれば実現可能なのかは今ひとつ理解しにくい。

Posted by ブクログ

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