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もやし屋 秋田今野商店の100年
定価 ¥1,870
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 無明舎出版 |
発売年月日 | 2013/11/01 |
JAN | 9784895445771 |
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もやし屋
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
ヤサイはマシマシで ってな事で、塩野米松の『もやし屋 秋田今野商店の100年』 もやし屋って言っても野菜のモヤシじゃないよ(笑) 日本酒、焼酎、味噌、醤油等に使われる種麹が繁殖する時に白い毛の様な物が密生している様子がモヤシが生えてくる姿に似ている事を「萌やしている」から種...
ヤサイはマシマシで ってな事で、塩野米松の『もやし屋 秋田今野商店の100年』 もやし屋って言っても野菜のモヤシじゃないよ(笑) 日本酒、焼酎、味噌、醤油等に使われる種麹が繁殖する時に白い毛の様な物が密生している様子がモヤシが生えてくる姿に似ている事を「萌やしている」から種麹をもやしって言う業界用語になったらしい その麹菌のメーカー最大手の秋田今野商店さんの100年史書って感じかな その昔の麹は麴座が伝統の技と感で作ってたみたいじゃが、秋田今野商店さんの創設者の今野清治さんがお酒の種麹「酒もやし今野菌」を科学的に安全で安定して製造、管理出来る様になり、日本酒造りが劇的に安定して造れる様になったり、色んなお酒に合う麹の開発も進んで行った様です。 日本酒好きなら、何の酒米使ってどの位の精米歩合なのか、何の酵母使ってるのかで、何となくの味わいのイメージが出来ると言うか、どんな味わいなのか呑みながら楽しむんじゃけど、使用される種麹も造る日本酒によって色々と有るので、それもラベル表記したらよりどんな酒質なのかが分かりやすくなるんじゃないかなって思いました が、麹菌も色んなメーカーさんが出して種類もあるんでその辺は難しいのかなぁと これは日本酒好きの人なら読んだら面白いよ♪ 色々と奥深いね日本酒は あ~、美味しい日本酒呑みたいっ!(笑) 2020年74冊目
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種麹屋の聞き書き。最上流でニッチなトップ企業として地方に根差して続ける人たちの話がわりとそのまま出ていて、書き手の妙な編集が入っていないのが面白い。わかりやすくして整理しちゃうと見えなくなりそうなところが残っているのが宝。
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図書館でみかけてなんとなく読み始めた。もやし炒め大好き。 と思ったら、しょっぱなに「もやしって食べるもやしのことじゃないよ」と書いてあった。 発酵に使う菌を「萌やす」仕事を「もやし屋」と言うんだそうな。 漫画の「もやしもん」の「もやし」と同じ。 そんなにたくさん使う(売れる)もん...
図書館でみかけてなんとなく読み始めた。もやし炒め大好き。 と思ったら、しょっぱなに「もやしって食べるもやしのことじゃないよ」と書いてあった。 発酵に使う菌を「萌やす」仕事を「もやし屋」と言うんだそうな。 漫画の「もやしもん」の「もやし」と同じ。 そんなにたくさん使う(売れる)もんでもないから大手は日本で3社くらいしかないというもやし屋のひとつ、「今野商店」をテーマにした聞き書きの本。 素材は興味深いけれど本としてはあまり良くない。 全体に、あんまり手をかけずに作られたという印象を受けた。 取材だけがんばって本にするのはなおざりのような。 面白そうだから残念だ。 家族経営の会社で、インタビューされる人達も兄弟とその息子だから、これは社史であり家族史であり、ちょっと時代も入ってる。 もやしの知識や歴史という面よりも、この家族の歴史という色合いが多い。 『銀座ナイルレストラン物語』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4860204352と同じ系統。 構成はひたすら聞き書き。 現社長が語るもやしの基本および創業者(父の伯父)の歴史 →創業者の次の世代である父と父の兄の語り →再び社長に戻って今度は自分の経験したことの話 最初の社長の話は興味深いけれどあまり面白くなかった。 語り手が子孫だからどうにも手前味噌に感じられる。麹だけに。 父の兄の語り、父の語りでちょっと面白くなってきて、 社長の語りにもどったら今度は面白かった。 また聞きの略歴なら推敲された文章の方がわかりやすいに決まってる。 聞き書きスタイルの文章は語り手の「自分」が見えないと面白くない。 だから同じ社長の話でも、社史は微妙で自分史は面白かった。 立場や経験や記憶が違うから、三人の言うことには齟齬がある。 上の人をよく思いたいんだろうなとか、本筋と関係ない所で面白かった。 ただあまりにも聞き書きすぎてまとまりがない。 三人とも話が上手だし、講演会で聞いたらすごく面白いだろうけれど、いかんせん文章で読むには整ってない。 括弧でくくられた補足も的外れか不十分だし、文章の並べ方が話をわかりにくくしている。 あと誤字脱字誤変換が多すぎ。チェックする余裕がないんだろうか。 だから本筋の「もやし」の部分は消化不良。 創業者が出版していた非売品の雑誌は面白そうだった。 むしろあれを読みたい。一次資料の方が面白そうってのは本としていかがなものか。 憲二さんの語り口がすっとぼけてて好き。 大変だったことも大袈裟じゃなく普通に話してる。 で、その調子で戦時の自分の父の話をしてるんだけどそれ戦争犯罪―! きっと親父が手をまわしたんだろうなーみたいなのも普通に話してるけど癒着とか賄賂とかそういう話じゃないの!?おとうさん真っ黒だよ!!! 語りの軽さが若干こわい。
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