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シェアをデザインする 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2013/12/12 |
JAN | 9784761525644 |
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
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「より合理的に、軽やかに、楽しく、より良い未来を」 人口が縮小化し、価値基準の統一が測れない時代背景において、「もの」や「空間」はこれ以上必要ではない。 むしろそれらリソースをどう活用していくかが問題。あるいはその中間層的ポジションの仕事が求められてくる。 これはもともと行政の役割であったけれども、もはや民間が公共を担うことになった。そしてそのやり方がシェアを「デザイン」すること。 地域ごとに市民が動かし、運営し、維持する社会が生まれる。 シェアすることで、メンバー各人が主体性を持った魅力的なコミュニティが生まれるかな。 SNSネイティヴ世代には浸透性あり、かな。リソースに困らないから。 林千晶 (ロフトワーク) 「PMは効率化のためだけでなく、コミュニケーションのためでもある コンサルというよりは、クリエイターと一緒に未来を探っていく。そんな「デザイン」 企画書では仕事は終わらず、つくる行為の中からしか未来は見えてこない。 「信頼というエコループ」 契約書ではなく合意書 より良い循環を生むエコシステムを作り出す。 シェアとクリエイティブが生むワクワク」 信頼は個人と個人の間に生まれるもので、コミュニティとコミュニティの間にどう作るかが鍵となるみたい。ということは、日本的な会社づくりにみたいになるのかな?それともプロジェクトベースの働き方になるんかな?あるいはまた別の何か?それこほデザイナーの腕の見せ所やなぁ
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前半のエッセイのベクトルの多様さが現状のシェアの漠然とした感覚を整理するのに示唆的で、後半のディスカッションとエピローグがシェアの今後の展望をポジティブに広げる感じがすごく面白かった。映画観た後のような清々しさがある本だった。 縮小化する社会において、近代家族の崩壊や、都市構造の機能不全、インターネットの登場による情報共有の低コスト化などあらゆる側面が重なってシェア=モノの共有は進んでいて、現代においてとてもクリティカルな生活の営み方であると。何を共有するか、どう共有するか、共有を消費すると何が生まれるか、みたいなパースペクティブの多様さがシェアの議論には混在しているからすごく掴み取りづらい概念なんだと思うのと同時に、この本の前のエッセイ集?は、現状の漠然としたシェアの認知をそのまま一つの本にしたような不思議な感覚があって、それぞれの章を相対化しながらシェアってなんなのかって考えることが理解を働きかけているように感じた。一方で、その理解をすべてを読者に丸投げするのではなく、章末にコメンテータを設けて議論を行い、その手助けをしている点は素晴らしいディレクションだと思った。後半はそれを基にシェアの展望を議論していて、そのポジティブな展開は読んでいてとても気持ちいがいい。特にシェアをするということは、ある種の公共性を帯びることであるというところが面白く感じた。シェアとそれを取り巻く社会を考えることはそのまま今後の社会の在り方を考えるものである、と展開したところはそうなんだろうな、と肯定的に同意させられるような魅力があった。
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2017年読了。「シェアデザイン」うんぬんというよりは、「つながりづくり」頑張ろうよといった内容。この手の本は旬を過ぎると情報の熱量が一気に下がる感じがするが、その後、語られていることが実現したのか? みたいな視点で読むとそれはそれで面白い。とりあえず、「ノマドワーカー」は廃れて...
2017年読了。「シェアデザイン」うんぬんというよりは、「つながりづくり」頑張ろうよといった内容。この手の本は旬を過ぎると情報の熱量が一気に下がる感じがするが、その後、語られていることが実現したのか? みたいな視点で読むとそれはそれで面白い。とりあえず、「ノマドワーカー」は廃れてしまったのではないか・・。シェアハウスも出版当時とあまり普及状況は変わっていない気がする。 結局、自分が生きていくための居場所を懸命に作るしか無いという、大昔から変わらないことが大事だということは理解した。
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