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崩れゆく絆 光文社古典新訳文庫
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崩れゆく絆 光文社古典新訳文庫

チヌア・アチェベ(著者), 粟飯原文子(訳者)

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崩れゆく絆 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/12/05
JAN 9784334752828

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商品レビュー

4.2

37件のお客様レビュー

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2024/05/10

初読では難しかったです! ただ解説を読んだり2周したら味が出る雰囲気がある 特に日本文学では目にしない鮮やかな比喩や理屈では無い真理を解かれたときに背筋が伸びた 戦争でもウイルスでもなく、宗教によって人間は滅ぶんだな。世界史で習ってたはずなのに、未だに心のどこかがヒヤリとする

Posted by ブクログ

2024/03/21

植民地支配される前のアフリカの伝統的な暮らしの素晴らしさを描き、欧州の文明到来により崩壊していく嘆かわしいお話かと思っていたら、もっと深くてたくさんの要素が詰まったお話でした。 アフリカの集落の日常は物珍しく、慣習や考え方の違いは読んでいておもしろいですが、予想外に残酷で不可解だ...

植民地支配される前のアフリカの伝統的な暮らしの素晴らしさを描き、欧州の文明到来により崩壊していく嘆かわしいお話かと思っていたら、もっと深くてたくさんの要素が詰まったお話でした。 アフリカの集落の日常は物珍しく、慣習や考え方の違いは読んでいておもしろいですが、予想外に残酷で不可解だし、英雄オコンクゥアはいけすかない暴力男で正直モヤモヤしました。 キリスト教については否定も肯定もありませんが、人々を無駄に苦しめない点で、少なくとも呪術よりよっぽどいいし、植民地化されて安心して暮らせるようになってよかったのでは?と思いました。 登場人物の名前が難しすぎて、もはやおもしろい。そして、大量の注釈に尻込みしてさくさくと読めませんでしたが、物語自体は割と短めです。 物語のあとの解説はもっと難しく長くて大変でしたが、気づかなかった作品の細かな点を知れるのでお勧めです。

Posted by ブクログ

2024/02/25

重い話でした。 伝統を守るとは? その中で地位を築くためには? その一方で、その伝統に潜む非科学的・非人道的な掟を守り続けるのはなぜか。 それらを打破するのが、侵略に依ってしまうのが辛い。 初めてのアフリカ文学。 田舎者の私には、舞台となった前世紀初頭のナイジェリアの話が、なん...

重い話でした。 伝統を守るとは? その中で地位を築くためには? その一方で、その伝統に潜む非科学的・非人道的な掟を守り続けるのはなぜか。 それらを打破するのが、侵略に依ってしまうのが辛い。 初めてのアフリカ文学。 田舎者の私には、舞台となった前世紀初頭のナイジェリアの話が、なんだか知らない世界の話ではなく、読んでいる間中、本当に息苦しかったです。 なんというか、父のようにはならないと決めた主人公が、その地で認められるよう努力してきたのに、一つの選択ミスが命取りになってしまう… 最後になぜ自死を選んだのか、初めはよくわからなかったのですが、戦おうとしたのは自分だけ、と気づき絶望したから…と思い至りました。 主人公の親友オビエリカは、聡明な参謀タイプ。伝統の矛盾に気づいているが、行動には起こさない。伝統に静かに従う… 100%支持はできないが、恐らく自分もそうしてしまう。 かと言って、主人公の生き方もちょっとやりすぎ感はある。集団を引っぱるためには必要な強さではあるけれど… 人名が難しく、何度も前のページに戻りながら読み進めました。 原題はエピグラフのイェイツの詩から。 物事がばらばらになる。本当に悲しい。 Things Fall Apart 最後の主人公の埋葬のくだりは、本当に悲しい。 アフリカ大陸が侵略された歴史、文明化することの暗い面、支配者側の非道をも見ました。 読めて良かった。辛かったけれども。

Posted by ブクログ

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