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きみはダイジョブ? 日経プレミアシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2013/11/11 |
JAN | 9784532262204 |
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きみはダイジョブ?
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
直木賞作家による、R25等に投稿されたエッセイ集。主として若者や日本社会に焦点を当て、鋭い切り口でコメントしている。同意できる意見が多いが、保守的考え方を批判する姿勢には違和感がある。間違っていること、不正確なことは、断固正していくべきだというのが私の考え。誤ったことが事実である...
直木賞作家による、R25等に投稿されたエッセイ集。主として若者や日本社会に焦点を当て、鋭い切り口でコメントしている。同意できる意見が多いが、保守的考え方を批判する姿勢には違和感がある。間違っていること、不正確なことは、断固正していくべきだというのが私の考え。誤ったことが事実であるかのごとく定着することは避けるべきだ。 「ぼくたちひとりひとりにはできることがある。明るく笑顔で生きて、生き生きと働く。それで、きちんと恋をして、子どもをつくるのだ。人口減少と個人の稼ぐ力が衰退したのが、ニッポン病の根本原因なのだから」p18 「この国の成長がとまり、給料があがらなくなってから、ぼくたちはやけにおたがいに対して厳しくなっている。21世紀にはいってからこのかた、窮屈で生きづらい社会で息を殺すように生きているのだ。目立たず、騒がず、道を踏み外さず、心を凍らせて。どうして、そんなふうにちいさくなって生きているかといえば、ひどく敏感になった正義の逆鱗に触れるからだ。一度、社会の逆鱗のスイッチがはいったら、もうまともな理屈や常識などおかまいなしである。容赦のない攻撃に徹底してさらされることになる。理由などあやふやでもかまわない。なんとなくあいつは悪いやつだ、嫌なやつだという程度の社会的な空気感で、血祭りにあげられてしまうのだ」p21 「夏季冬季をあわせて、これまでもっともたくさんオリンピックを開いた国はアメリカの8回、ついでフランスの5回である。今回の決定で日本も4回目で、単独第3位になる」p37 「みなさん、自分がつかうお金は、必ず自分が支持したいという会社の商品やサービスにあてましょう。経営者が嫌なやつだったり、納得のいかない労働環境だったり、悪質な販促戦略だったりを繰り返している会社には1円だってつかわない。資本主義国では、自分の消費行動が政治的信条の宣言になるのだ」p49 「アイドルの処女信仰は、もうやめませんか。ぼくのしる限りかわいい子、美人には95%以上の確率で恋人がいる」p99 「「みんな感情的になっていて、反対派と容認派双方とも聞く耳を持たないんだ。」「知性というのは、そういうときのためにあるものだ」」p137 「中国はいまだ発展途上である。そのことを忘れてはいけない。国際社会のルールも民主主義も、あの巨体でこれからゆっくり学んでいくのだ」p144 「(無料の文化について)おなじみの文化状況だ。売れないから、つまらなくなる。市場はさらに縮んでいく。文化的デフレ現象である」p178 「駄々っ子のように国に頼るのはそろそろやめた方がいい」p197
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16/08/15 さくさくさくっと。 ・ぼくたちの人生には1パーセントの幸福などない。それを決めるのは、数式でも平均でもなく、自分自身である。(P15) ・人は人によって世界からはじかれるけれど、また人と結びつくことで世界にもどってこられるのだ。(P65) ・きれいな引き際...
16/08/15 さくさくさくっと。 ・ぼくたちの人生には1パーセントの幸福などない。それを決めるのは、数式でも平均でもなく、自分自身である。(P15) ・人は人によって世界からはじかれるけれど、また人と結びつくことで世界にもどってこられるのだ。(P65) ・きれいな引き際を演じることはないし、潔く責任をとる必要もない。思う存分自分らしさを発揮して、じたばたするも、すっぱりするも、好きに決めたらいい。結局、自分の引き際に責任をとれるのは、この自分ただひとりだ。(P200-201)
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「エッセイは時代を映す鏡」著者の言葉に同感です。 石田さんのエッセイがすごく好きvv 恋愛と政治のカテゴリーは本当に頷けて、納得(^^)/
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