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オトコのトリセツ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マガジンハウス |
発売年月日 | 2013/11/28 |
JAN | 9784838726264 |
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オトコのトリセツ
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
堂場瞬一 『 オトコのトリセツ 』 お洒落さんを目指して借りたが、わしには必要無かったかな(笑) 恰好いい男の所作、服、道具の話じゃったかな。 2014年読破
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スーツとかデニム、バッグなどなど主におしゃれなモノへのこだわりを語るエッセイ。先日読んだ同じ著者の『弾丸メシ』もそうだけど一人称が「俺」のエッセイってわりと珍しい。そこからへんで男らしさをアピールしているんじゃないかと思うけど滑稽。 ここで語られているこだわりや主義、蘊蓄もそうだ...
スーツとかデニム、バッグなどなど主におしゃれなモノへのこだわりを語るエッセイ。先日読んだ同じ著者の『弾丸メシ』もそうだけど一人称が「俺」のエッセイってわりと珍しい。そこからへんで男らしさをアピールしているんじゃないかと思うけど滑稽。 ここで語られているこだわりや主義、蘊蓄もそうだけど、まあ他人にとってはどうでもいいことを一人よがっている感じ。そのこだわりが大人の男の本流なのだという感じのことをいっておきながら、一方でそのこだわりに水を差されると「男っていうのは単純な生きものなんだ」的な逃げを打つのも男の常套手段だよね。 こういう滑稽さをわざとあぶり出すためにこんな筆致なのかもしれないけど。自分と違う種類の人だろうなと思いながら斜め読み。
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堂場瞬一の小説の面白さは登場人物のリアリティーだろう。どこか性格破綻した主人公たちにのめりこむことがない分、物語をフラットなまま、楽しむことができるのだ。本書はマガジンハウスに掲載されたエッセイなので、いわゆるハードボイルドな氏の良さがまったくない。むしろ、ひと昔前の大きすぎのト...
堂場瞬一の小説の面白さは登場人物のリアリティーだろう。どこか性格破綻した主人公たちにのめりこむことがない分、物語をフラットなまま、楽しむことができるのだ。本書はマガジンハウスに掲載されたエッセイなので、いわゆるハードボイルドな氏の良さがまったくない。むしろ、ひと昔前の大きすぎのトレンチコートは布団がわりだとタフガイぶるのがイタかったりする。洋服を扱う僕からすると取りだてて新味のある話もないが、まあ、こと紳士服位なら、自身の方が抽斗は多かったのだ、と気づかされたのが収穫。
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