1,800円以上の注文で送料無料

復興文化論 日本的創造の系譜
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

復興文化論 日本的創造の系譜

福嶋亮大【著】

追加する に追加する

復興文化論 日本的創造の系譜

定価 ¥2,420

990 定価より1,430円(59%)おトク

獲得ポイント9P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/14(土)~9/19(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2013/10/24
JAN 9784791767335

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/14(土)~9/19(木)

復興文化論

¥990

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

0

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/07/02

まだ第二章までだけど、普段読まない本なので時間掛かってしまうしでも面白いのでメモ的に。 日本の文学というか、まず記録が中国の史記的な客観的総合的記録ではなくて結局「隙間をぬう」実用例集(データベース)になっていた、というのはおもしろい。 そしてまた、「首都の雅び」を記録していた...

まだ第二章までだけど、普段読まない本なので時間掛かってしまうしでも面白いのでメモ的に。 日本の文学というか、まず記録が中国の史記的な客観的総合的記録ではなくて結局「隙間をぬう」実用例集(データベース)になっていた、というのはおもしろい。 そしてまた、「首都の雅び」を記録していた文芸が、戦災・災厄(地震雷火事)によってそれ自体を記録する「物語」に取って代わられる、というのも。 文芸は不得意なので、自分の知ってるものに押しつけると、太平洋戦争とその終結から僅か10年弱で産み出された「ゴジラ」の存在を思ってしまう。 まあこれは今まさに、東日本大震災を経験し、たったの5年で風化しつつある中「シン・ゴジラ」の公開を控えている現状を、なんとなくタイムリーに感じてしまうからかもしれないが。だってあれ「現実vs虚構」がメインテーマみたいだしなー。 第1章の空海の話も面白かった。日本の文芸が基本的に「傍流へと零落していった」者たちへの視線で出来ていて、その「復興」においてどういう行動をするか、すでに予告されている、というのはカッコイイ、と思ってしまった。 はたして、消化し切れていないので、もっとちゃんと考えながら読んでいかんといかんけど。

Posted by ブクログ

2013/12/19

とても面白かった。なぜ自分は西洋の一時代の理屈を細かくつついているんだろうと思わせてくれるような、大胆ながら奥行きのある文化史の風景を見せてくれた。 文体が新しい。21世紀的かつ癖がない。扱っている対象は古典的だし、論じる手段も文献を多く引きながらやっているのだろうが、あえてすぐ...

とても面白かった。なぜ自分は西洋の一時代の理屈を細かくつついているんだろうと思わせてくれるような、大胆ながら奥行きのある文化史の風景を見せてくれた。 文体が新しい。21世紀的かつ癖がない。扱っている対象は古典的だし、論じる手段も文献を多く引きながらやっているのだろうが、あえてすぐに古臭くなりそうな文体で書いているのはわざとだろうか。どうしてもそこに現代的な何かを残したかったのか。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品