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棄国子女 転がる石という生き方
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 2013/11/22 |
JAN | 9784393333310 |
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棄国子女
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「世界は会社だけじゃない。世界は学校だけじゃない。 世界は日本だけじゃない。日本に住んでいる 日本史か知らない日本人は全然それがわかっていない。 なにも死に急ぐことはない。 ここではないどこかはあの世だけではない。」 この文言を読んだとき、もっと早くにこんなことを言ってくれる人と出会いたかったと思った
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先日読んだ「食べた見た死にかけた、運び屋女子一人旅」(2019.8)と内容は似ていますが、先日読んだ本が体験を中心に書かれてたのに対し、この本は内面、心や考え方が前面に出ています。「棄国子女」、2013.11発行。自律神経失調症で精神科病院に入院のところ、「9.11」事件を見て、再生を懸けて南米2年4か月の旅に。引きこもりと海外への逃亡が同じ次元で語られています。この方は、人と人とのかかわり合いが苦手なのか、得意なのかわからないです。あとがきで、日本には米軍基地があるから米国の属国(領土)の言葉は強烈。
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少し前に『食べた!見た!死にかけた!「運び屋女子」一人旅』の感想をSNSに書いたところ、著者本人から、本を読み慣れた方には、こちらがおすすめとのメッセージをいただいたので読んでみた。本の題名から、著者は帰国子女でもあったのかと勝手に納得していたが、決してそんなことではなかった。日...
少し前に『食べた!見た!死にかけた!「運び屋女子」一人旅』の感想をSNSに書いたところ、著者本人から、本を読み慣れた方には、こちらがおすすめとのメッセージをいただいたので読んでみた。本の題名から、著者は帰国子女でもあったのかと勝手に納得していたが、決してそんなことではなかった。日本にいて生きづらさを感じて海外に飛び出し、スペイン語を学び南米を中心に旅をした中でのエッセイ集になっている。前に読んだ本だけだと、筆者のことをとんでもなくタフで好奇心旺盛な人だと思っていたけれど、この本を読んで、実際には強さだけでなく脆い部分もあり、だからこそ旅に出る必要があったこと。好奇心も旺盛だが、それ以上に人間が好きで、出会いを大切にしていること。それが悪い出会いであったとしても、きちんとそれと向き合う人であることがわかった。棄国とタイトルにあるが、実際には世界人として、日本のことを心配している人でもある。難点を言えば、うつ病のことから話が始まるので、読み始めはちょっと辛いかも。
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