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「一人」のうらに 尾崎放哉の島へ
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「一人」のうらに 尾崎放哉の島へ

西川勝【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サウダージブックス
発売年月日 2013/10/01
JAN 9784907473013

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2014/05/30

小豆島にある出版社、サウダージブックスさんの本。 鳥取で生まれ、流浪の末小豆島で生涯を終えた、自由律俳人である尾崎放哉をたどる旅。尾崎放哉生誕130周年ということで、最近小学生に自由律俳句教室を開いているところもあるそうだ。尾崎放哉というと「咳をしても一人」といった孤独の象徴の...

小豆島にある出版社、サウダージブックスさんの本。 鳥取で生まれ、流浪の末小豆島で生涯を終えた、自由律俳人である尾崎放哉をたどる旅。尾崎放哉生誕130周年ということで、最近小学生に自由律俳句教室を開いているところもあるそうだ。尾崎放哉というと「咳をしても一人」といった孤独の象徴のようなイメージで、小学生にはどうなのかしらと思っていたが。 東京帝国大学を出たエリート人生をがらがらと転げ落ちて、「入れものがない両手で受ける」とまで落ちぶれた明らかに「異物」である放哉を、小豆島の人々は、川と水と水車の関係のように、依存も干渉もしない流れる共同性のもと、受け入れた。 貧しくてもしのぎを削るわけではなく、わずかなお金を手に入れても酒やら切手代にひょいと使ってしまうというインテリさを捨てきれなかった放哉は、ある意味人間くさくて憎めない。 放哉を、孤高の俳人とあがめるでもなく、どうしようもない放蕩野郎とののしるでもなく、その自由律俳句の豊かさをただ味わう。そういう意味で、小学生のそばに放哉を置くのもありかもなあと、なんとなく思った。お遍路さんを受け入れる小豆島のように、流れる共同性のもとで。 ————————————————————— 「一人」のおもてが「孤独」ならば、「一人」のうらは「応答」である。ほんとうの「一人」を問い求めるには、その孤独に応答する何かを問い求める必要があるだろう。 放哉の句に応答することは、「一人のうら」へと廻る、もう一人の人である「わたし」の孤独なうごきの中で実現される。「一人」と「一人」をつなぐ道は、互いに向き合う対面的関係ばかりにあるわけではない。それは、自分の目の前には誰もいないと感じている者同士が、ふと背中を触れ合わせる刹那の温もりにも開かれている。

Posted by ブクログ

2014/04/26

紀伊國屋書店グランフロント大阪店のトークイベントにて購入。世の中にはきれいごとで話したりきっちり割りきったりできないことが存在する。いやむしろそんなことだらけで、それが生きるということなのかもしれない。 表紙カバー、海を裏返すと一面の椿。コントラストがうつくしい。

Posted by ブクログ

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