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そして最後にヒトが残った ネアンデルタール人と私たちの50万年史
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そして最後にヒトが残った ネアンデルタール人と私たちの50万年史

クライブフィンレイソン【著】, 上原直子【訳】, 近藤修【解説】

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そして最後にヒトが残った ネアンデルタール人と私たちの50万年史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白揚社
発売年月日 2013/11/09
JAN 9784826901703

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商品レビュー

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2018/10/11

絶滅した人類達、という原題。700万年に及ぶ霊長類の歴史を旅する。現代に生き残ったホモ・サピエンスは優秀だったからか。たとえば他の人類であるネアンデルタール人を駆逐したのか。本書を読むとそうではない。たまたまの偶然によってホモ・サピエンスは生き残ったのである。適切なときに適切な場...

絶滅した人類達、という原題。700万年に及ぶ霊長類の歴史を旅する。現代に生き残ったホモ・サピエンスは優秀だったからか。たとえば他の人類であるネアンデルタール人を駆逐したのか。本書を読むとそうではない。たまたまの偶然によってホモ・サピエンスは生き残ったのである。適切なときに適切な場所にいただけである。農耕が行われてから一万年。それはこの霊長類の歴史の中ではほんの一瞬の時間である。これから人類はどのようになるのか。自分たちの手で自分たちの種を絶滅に導くのか?

Posted by ブクログ

2015/12/05

フィンレイソン『そして最後にヒトが残った』(白楊社、2013) スペインの人類学者による研究。 「現行人類が唯一の生存者=成功者である」という一般の理解が誤りであることを指摘し、近年の研究による証拠を積み上げることで、人類の拡大は数々の集団によってさまざまな実験がなされた結果...

フィンレイソン『そして最後にヒトが残った』(白楊社、2013) スペインの人類学者による研究。 「現行人類が唯一の生存者=成功者である」という一般の理解が誤りであることを指摘し、近年の研究による証拠を積み上げることで、人類の拡大は数々の集団によってさまざまな実験がなされた結果であり、その中で「たまたま現在まで生き残った」のがわれわれである、との結論に至っています。 一般に理解されている、アフリカにいた人類が徐々に進出して各地に根付いたという「単一起源説」に対して、著者はさまざまな集団が各地で独自に発展したとする「多地域進化説」に同情的な立場を示します。後者は人種問題に関連して議論を呼んでいるところで、現在でも確定的な答えはないということではありますが。 この他、「進化」=適者生存、環境に最も適応したものが生き残る、という単純な説明を否定してみせたり、ネアンデルタール人と現行人類との交配を論じたりと興味深いトピックがならびます。

Posted by ブクログ

2015/08/25

読了。 現生人類よりも脳容積が大きく、強靭な体躯を誇り、より早く成熟したネアンデルタール人は、生物学的に強者だったのかもしれないが、今日我々が此処に存在するのは、たまたま適切な時に適切な場所にいた為に過ぎない。 強者ではなく、環境の変化に適応出来たものだけが生き残るという事実は、...

読了。 現生人類よりも脳容積が大きく、強靭な体躯を誇り、より早く成熟したネアンデルタール人は、生物学的に強者だったのかもしれないが、今日我々が此処に存在するのは、たまたま適切な時に適切な場所にいた為に過ぎない。 強者ではなく、環境の変化に適応出来たものだけが生き残るという事実は、現代の人間社会にも大きな示唆を与えてくれるのではないか? 因みに、昨今話題の「DNA鑑定に依る人類とネアンデルタール人の交配/統合の可能性」については、この著者は否定的。

Posted by ブクログ