純喫茶トルンカ 徳間文庫

八木沢里志(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2013/11/01
• JAN: 9784198937669

商品レビュー

2025/02/12

それぞれが持つ思い出やあやまち、悲劇が喫茶での時間を通じて優しく癒されていく。

『再開とは、人生における一番身近な奇跡である。』

３編のお話でそれぞれ別の角度から「恋」にスポットを当てていて、覚悟を決めたり、生きよう生きたいって這い上がっていったり、自分らしさとは何なのかって再認識して一歩前進していく登場人物の変化がとても読み応えがありました。

続編もあるみたいだから見つけたら手に取りたいなぁ。

2024/12/17

純喫茶トルンカ

3つの短編集。

日曜日のバレリーナ

冒頭から謎につつまれていたけれど、切なくじんわりと心が暖かくなる。
主人公2人の性格がそう思わせてくれるんだろうな。
特に、控えめで優しい性格の千夏を応援したくなる。

再会の街

誰にでも間違いはある。
反省をして誠実に生きていくことが大切。
こちらも目頭が熱くなるような作品。

恋の雫

フレッシュで可愛い雫ちゃん。
何から何まで可愛いらしい。

続編も読みたい。
続編には雫ちゃんのお母さんが満を持して登場するのでは？と思っているんだけど、どうでしょう!?

2024/09/09

人それぞれ、生きていれば悲しみや孤独、後悔等がありますが、蓋が閉まったままなら、いつか解き放つタイミングを待っているのかもしれないと思いました。