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老後はひとり暮らしが幸せ 自由に気ままに、最後まで。
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 水曜社 |
発売年月日 | 2013/10/24 |
JAN | 9784880653303 |
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
地域は限定されているとは言えアンケートに基づいて結果を導き出した本。説得力ある。 自分自身も一人暮らしだけど日々ノーストレスだしそこそこ楽しいしこんなこと考えてるの自分だけかな、とか思ってたけど実はいたって正論だと分かってホッっとした。 自分の感じ方や考えは間違えて無かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大阪府門真市にて耳鼻咽喉医院を開業されている辻川覚志(つじかわさとし)さんによる著。 主にアンケートの集計結果について考察を述べ、そこに知識を+αしていく形式です。 <アンケート条件> 2013年4/1~5/31の2か月間、門真市医師会「お元気ですかコール」活動に参加の60歳以上の人と、外来患者で60歳以上の人が対象。 ・総数:484名。うち回答者460名(回答率:95%) ・男性:158名/女性:302名 ・年齢層:60-92歳(平均年齢:73.2歳) <テーマとして興味深かった点> Q:同居と独居、どちらが満足度が高いのか? Q:健康状態が悪化した場合、同居と独居では何が異なるのか? Q:同居が絶対安心なのか? Q:一人を寂しくしない方法は? Q:ホームに入所するということの現実 Q:お金の管理について この本が発行されたのが、2013年10月末ですから2019年現在ではかなり情報として古いものになることは承知ですが、この当時より劇的に何かが良くなったとは言えず、寧ろ状況は悪化していると考えるのが妥当だろうと思います。 そこで肝心となってくるのが、金銭と遺言の話なのですが(笑) 私は「契約家族」という制度を聞いたことすらなかったので大変勉強になりました。 また、遺言に関しても「”不治”をどこまで定義すべきなのか」「延命は(全くないとは言えない)奇跡を待つのか、確率1/100であきらめるか、1/1000か、1/10000か」「副作用があってもモルヒネなどの鎮痛剤を使用して欲しいか」「抗がん剤や栄養の点滴、鼻からのチューブ、胃ろうを望むかどうか」など、医療関係者からの厳密な点から明確に記載しておくと良い点が提示されているのが他の老後関係の本にはない良さだと感じました。 回答例がたびたび引用されているのですが、それが現実味を帯びていてリアルなため、実際の現場を想像しやすいということもあり、「自分だったらどう思うだろうか?」という想像の一助となりました。 アンケートに多少の偏りや、年月を経ているということがあるとしても、辻川氏が患者さんに直に接しているからこそ、回答者の本意や状況を細微に渡って考察することができるのであり、このアンケートが6年前であるとしてもこの点においては十分に貴重な情報であると思いました。 最後に記載されていた印象的な二文を以下に引用します。 『ひとりを最高にするものは、心であり、気持ちの持ち様である』(p.198) 『幸せは、あなたの手のひらの中にあるのです。』(p.199) 同居でも家族が忙しくて孤独を感じる人もいれば、独居だから話す相手がおらず孤独を感じる人もいる……どうせ同じ年月なら、”気の持ち様”楽しく暮らしたいものですね。
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老後の幸せをアンケート調査をまとめた内容だが、結果的に一人暮らしの老人たちが幸せに感じていた、というもの 総じて、「一人で生きると決めたことによる覚悟」がベースとなっており、それが結果的にストレスの要素を減らしていた、ということになる。 子供らとの同居になると、同居人らとの人間関係や生活リズムをあわせるなどのストレスがない 同居であっても万一の時に在宅しているとは限らない、逆に期待してしまうが故、期待通りにならないことへのストレスが生まれてしまう 老人ホームでは施設が色々と準備してしまうために自分で考える、行動する、ということが減ってしまい生活力が衰えてしまう。また周りとの人間関係を築かなければならない。集団の中での孤独感は非常に辛いものがある 等々、同居やホームでの生活といった密接な人間関係が必要となる環境は一人暮らしに比べて様々なストレスを抱えてしまうという ただ、子供らの家が近くにある、三世帯での生活をしている人達は一人暮らしよりもポイントが高かったそう。ただ、そういった環境になるかは、なかなかコントロール出来ないのが現実である 当然ながら一人暮らしでは病期、怪我等の様々なリスクも抱えてしまうので、生半可なことではない。が、可能な限り一人暮らしを続けたほうがよいというのが、このアンケートでの結果だった
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