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マアジナル 角川文庫
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マアジナル 角川文庫

田口ランディ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2013/10/25
JAN 9784041010402

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商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2015/10/07

17年前、6人の中学生がUFOを呼び、うち1人がその後行方不明になった。誘拐か失踪かそれとも神隠しか、結局分からないまま時は過ぎた。 オカルト雑誌「マアジナル」の編集者である高木は、ひとつの投稿をきっかけに残された5人の人生をつないでいく。かつて現実と非現実の境界に立った者たちは...

17年前、6人の中学生がUFOを呼び、うち1人がその後行方不明になった。誘拐か失踪かそれとも神隠しか、結局分からないまま時は過ぎた。 オカルト雑誌「マアジナル」の編集者である高木は、ひとつの投稿をきっかけに残された5人の人生をつないでいく。かつて現実と非現実の境界に立った者たちは、数奇な運命に翻弄されていた。 基本はオカルトな世界観(スピリチュアルとは違う。ここ重要) 実際見たり経験した人にとっては真実でも、そうじゃない人にとってはにわかに信じがたい眉唾もの。確認できないし、完全には暴けない。でも何だか気になるし面白い。そういうエンターテインメント性を孕んだものがオカルト。 それを実際経験した6人の中学生のその後を、偶然にもかつて同じ土地に住んでいた編集者が追うかたちで物語は進んでいく。章によって視点が変わるし、最後まで読んだ時に「あの伏線は回収されたっけ?」と思ったりもしたけど、読んでいる最中は先が気になってどんどん読み進んだ。オカルトとか苦手な人は全然ダメかもしれないけれど。 終盤に入るにつれて、色んな要素が爆発して、何の小説を読んでるのか分からなくなるという凄みが。 オカルトにプラスして、天文学、民俗学、量子論までイン。もっとたくさんの要素があったけれど、深く考え始めると進まなくなるから、ひとまずは最後まで読みきった。いちいち全てを理解しなくても、とりあえず物語を理解することは可能。量子論なんて考え始めたら何冊か専門書読まなきゃいけなくなりそう。笑 謎は解かないけれど謎解き風の雰囲気もあって、昔あったオカルト番組とか雑誌みたいなB級っぽい笑える要素もあって、不思議な読後感の小説だった。 私が小学生の時からこっくりさんとかって流行っててやってた子がいて、こっくりさんが来た!って言ってた子もいたりして、中には体調崩す子もいたりして…ああいうのって集団催眠的なものも強くあるだろうけど、全てが嘘であるとも言い切れない。 嘘なのか本当なのか分からないけれど、その経験が大人になるまで強く影響する人もいるのかも?と思ったりした。

Posted by ブクログ

2014/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刺激的なストーリーだった。 本当に現実に起こっていることなのかも、と思わされてしまった。 この物語はフィクションです。という言葉で目が覚めたような感覚だった。

Posted by ブクログ

2014/04/01

ランディってなんだよwwwwwランディwww とか思いながら読んでたけど、すごい好きだこれ。なんか惜しい。ところどころ雑に見えるところはあるけど、好きだ。視点がころころ変わるから集中してないと今誰視点の話なのかよくわからなくなりそう。少し読みにくい。 なんかここでの評価は低いけど...

ランディってなんだよwwwwwランディwww とか思いながら読んでたけど、すごい好きだこれ。なんか惜しい。ところどころ雑に見えるところはあるけど、好きだ。視点がころころ変わるから集中してないと今誰視点の話なのかよくわからなくなりそう。少し読みにくい。 なんかここでの評価は低いけど、この人の他の本も読んでみたい。

Posted by ブクログ

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