探偵の流儀

福田栄一(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2013/10/19
• JAN: 9784334929091

商品レビュー

2018/11/09

久しぶりに大好きな探偵小説を読んだ。始めは沢山出てくる登場人物にあたふたしたけど、読んでいくうちにドラマを観ているかのように熱中していた。 嶋岡探偵事務所と依頼人との関係だったり、嶋岡探偵事務所の中の人間関係がとても心地良かった。 間宮と松代と飯田は3人とも違うタイプだけど、 あらゆる所で結束して依頼を解決してる。 間宮のような人、現れてくれ目の前に！と思う。 この本1冊で1つの大きな事件のことを書いているのだと考えると、かなり膨大な量である。読み応えのある作品だと思う。次も期待。

2016/07/19

信用という商品を扱うならまさしく嶋岡探偵事務所のようなところを選びたいです。
所長の信念がスタッフ全員に受け継がれていて頼りない飯田までグッジョブになるから嬉しかったです。

2015/08/15

前読んだアンソロジーで面白かった作家さん。こんな若い娘がすぐ交渉できるものか、と思いつつ、一流企業に勤めて慰留されるような人は、若くったってここまでできるのかも、と思ったり。間宮も松代も飯田も、みんないい味出してる。しかしみんなに慕われる嶋岡はどんなにすごい人なんだ。続編も借りてるから、そっちは間宮の過去が出てくるかな。しかし、久々にちゃんと本読んだな。ずっと漫画づいてたからな。