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悦楽の山祭り 竹書房ラブロマン文庫
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悦楽の山祭り 竹書房ラブロマン文庫

美野晶(著者)

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悦楽の山祭り 竹書房ラブロマン文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2013/10/08
JAN 9784812496916

悦楽の山祭り

¥495

商品レビュー

4

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2013/11/15

安定した内容だが細かな点では「?」も

いつも通りの安定した美野作品であり、安心して読み進められる。過去の背景から顔馴染みばかりの和気藹々とした雰囲気が全体を包み込む中で、本命である旅館の若女将との恋模様を楽しむことができた。絵に描いたようなダメ男の悪役が、これまた絵に描いたような展開で女将にちょっかいを出してくるとこ...

いつも通りの安定した美野作品であり、安心して読み進められる。過去の背景から顔馴染みばかりの和気藹々とした雰囲気が全体を包み込む中で、本命である旅館の若女将との恋模様を楽しむことができた。絵に描いたようなダメ男の悪役が、これまた絵に描いたような展開で女将にちょっかいを出してくるところには、「ヒロインのピンチ」を軽く利かせながらも全体をコミカルに仕上げるスパイスの役割を果たしていたように思う。最近の美野作品にはこうした面白味が程良くブレンドされている。 ただ、重箱の隅を突くと気になる点も幾つか出てくる。まず日本一周の旅に出た主人公の辿り着いた先が舞台ではあるのだが、ここに日本を一周する意味が見出せないため多少「?」となる。元より少年時代の思い出の場所なのだから直行してもいいんじゃね?という疑問である。 また、「今回も」と言えるのだが、ストーリー展開において全く脈絡のない形で出てくるサブヒロインがいる。子供の頃一緒に遊んだ女の子(若女将の妹)が大きくなって再会したとか、当時お世話になった診療所のナース(今は熟女)といった旅情も感じられる他のサブヒロイン達に比べると、その職業も含めて異質と言わざるを得ず、「なんでこんな人がここで出てくるのかな~?」と思えてならない。このエピソードを入れるくらいなら若女将との最後のしっぽりないちゃつきパートをさらに微笑ましく、さらにいやらしく盛り込んだほうが良かったように感じた。 ついでに言えば若女将の妹もオープン過ぎるというか、ここまでくると単に尻の軽い女にも見えてしまうため、全体のバランスを含めて今少し調整すれば、もしくは調整する時間があればといったところか。 押しに弱いタイプが敏感反応で昂っていく官能描写には相変わらずの良さがあっただけに細かな点が気になってしまった。

DSK

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