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レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿 光文社文庫
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レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿 光文社文庫

太田忠司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/10/08
JAN 9784334766382

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商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2023/05/25

持ち込まれたオルゴールの修理と共に、持ち主の気持ちを読み解く連作短編。鬱病を抱えたオルゴール修復師・雪永鋼が、時折襲われる不安に苛まれながら他人の心に踏み込む様がとても辛い。1話目で依頼人として登場した睦月が助手として付き添うが、彼の救いとなるのか…?『兄も同じ病だから慣れている...

持ち込まれたオルゴールの修理と共に、持ち主の気持ちを読み解く連作短編。鬱病を抱えたオルゴール修復師・雪永鋼が、時折襲われる不安に苛まれながら他人の心に踏み込む様がとても辛い。1話目で依頼人として登場した睦月が助手として付き添うが、彼の救いとなるのか…?『兄も同じ病だから慣れている』とは言うが、そんなグイグイ行って、果たして大丈夫なのか?という疑問も。亡き師匠がメッセージを込めたオルゴールの話が1番好き。この作家さんは、たまにこういう刺さる作品を書くんだよなぁ。めちゃくちゃ良かった。

Posted by ブクログ

2018/04/02

【あらすじ】 雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴー...

【あらすじ】 雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー。 【感想】

Posted by ブクログ

2016/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

厭世的に生きてきたオルゴール修復士雪永鋼が修理で持ち込まれたオルゴールの謎を解きながら、自らの心を修復していく話。う〜ん、鋼と睦月はなんで魅かれあったのかな?そこがよくわからなかった。あと鋼がランチを食べに行っていた喫茶店のウェイトレス、鳴沢真美は鋼のことが好きなのか?睦月に嫉妬ような描写があったので・・・。オルゴール修復の話とうつ病の話が主要な話。世間からの誤解というか無理解にさらされる病気だよね。私の周りにはいないけど、実際身の回りにいたらどうなのか。心の病気って難しい。

Posted by ブクログ

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