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持ち込まれたオルゴールの修理と共に、持ち主の気持ちを読み解く連作短編。鬱病を抱えたオルゴール修復師・雪永鋼が、時折襲われる不安に苛まれながら他人の心に踏み込む様がとても辛い。1話目で依頼人として登場した睦月が助手として付き添うが、彼の救いとなるのか…?『兄も同じ病だから慣れている...
持ち込まれたオルゴールの修理と共に、持ち主の気持ちを読み解く連作短編。鬱病を抱えたオルゴール修復師・雪永鋼が、時折襲われる不安に苛まれながら他人の心に踏み込む様がとても辛い。1話目で依頼人として登場した睦月が助手として付き添うが、彼の救いとなるのか…?『兄も同じ病だから慣れている』とは言うが、そんなグイグイ行って、果たして大丈夫なのか?という疑問も。亡き師匠がメッセージを込めたオルゴールの話が1番好き。この作家さんは、たまにこういう刺さる作品を書くんだよなぁ。めちゃくちゃ良かった。
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【あらすじ】 雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴー...
【あらすじ】 雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー。 【感想】
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厭世的に生きてきたオルゴール修復士雪永鋼が修理で持ち込まれたオルゴールの謎を解きながら、自らの心を修復していく話。う〜ん、鋼と睦月はなんで魅かれあったのかな?そこがよくわからなかった。あと鋼がランチを食べに行っていた喫茶店のウェイトレス、鳴沢真美は鋼のことが好きなのか?睦月に嫉妬ような描写があったので・・・。オルゴール修復の話とうつ病の話が主要な話。世間からの誤解というか無理解にさらされる病気だよね。私の周りにはいないけど、実際身の回りにいたらどうなのか。心の病気って難しい。
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主人公がうつ病の探偵で、しかも治療を受けているというのは斬新でした。うつに悩む姿がとても切迫していて苦しかったです。ゆるやかに進むオルゴール修理の仕事と日常はミステリとしては少し物足りなさを感じました。でも、最後のお話でのまとめがとってもあたたかかった。泣きそうになりました。終わ...
主人公がうつ病の探偵で、しかも治療を受けているというのは斬新でした。うつに悩む姿がとても切迫していて苦しかったです。ゆるやかに進むオルゴール修理の仕事と日常はミステリとしては少し物足りなさを感じました。でも、最後のお話でのまとめがとってもあたたかかった。泣きそうになりました。終わり方にすこし物足りなさを感じましたが、続編があるのですね。睦月の兄たちがどうなったのかとか気になります。
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この著者は、 こういう内面に傷を抱え込んだ男性の描き方がうまい。 とてもしっくりしていて良い。 犬の描き方も愛らしい。 ただ、 ミステリーとしては王道としても、 暗号は持ち出さなくても良いかも。
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心病んじゃってるオルゴールを修理する人の話。ハッピーエンドで楽しいけど、表紙がライトノベルみたいでいただけないかと。
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オルゴールの修復に冠するディテールがもう少しあると雰囲気が出たんじゃないかと思う。オルゴールを絡めた連作ミステリーとしての構成はよくできていると思う。 様々なオルゴールが登場するので、映像で音で体感してみたいと思ってしまいますね。
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ヒッキーなオルゴール修理屋が、壊れたオルゴールを 謎解きとともに修理して。 オルゴール豆知識が身につきますよ。
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鬱病にかかっているオルゴール修復師が主人公の静かな連作ミステリー。「思い出のとき修理します」のオルゴールバージョンのような。 何気に主治医の三橋先生がいい感じ。 来週京都へ行くので嵐山のオルゴール博物館、ぜひ行ってみたい。 表紙、、単行本の方がオルゴールの雰囲気があっていいなと思...
鬱病にかかっているオルゴール修復師が主人公の静かな連作ミステリー。「思い出のとき修理します」のオルゴールバージョンのような。 何気に主治医の三橋先生がいい感じ。 来週京都へ行くので嵐山のオルゴール博物館、ぜひ行ってみたい。 表紙、、単行本の方がオルゴールの雰囲気があっていいなと思う。
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