狙撃 地下捜査官 角川文庫

永瀬隼介(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2013/09/25
• JAN: 9784041009857

商品レビュー

2019/06/05

目次からして短編集かと思いきや、あのオウム真理教が関わった警察庁長官狙撃事件がモデルの長編だった。
ひょんなことから警視庁特務観察室へ異動となった女性刑事を主人公。
彼女が、狙撃事件の真相が記録されたディスクを巡っての、事件当時者が絡む公安と観察室との抗争劇に巻き込まれる。
どちらが味方でどっちが敵か、目まぐるしく展開する状況につい頁をめくってしまう。
ブクログのレビューがこれほど好悪極端に分かれている作品も珍しいのでは。

2018/06/05

空手四段の美人刑事・上月涼子は、所轄から警視庁特務監察室への異動を命じられる。任務はキャリア警察官の内偵調査。冷徹で優秀な上司・鎮目竜二警視正のもと、囮捜査などに奮闘する涼子はやがて、公安を裏切った男を匿い、１枚のディスクを入手する。それは１４年前の警察庁長官狙撃事件の重要な手がかりだった。隠されていた証拠が示す衝撃の真実とは！？

2016/09/09

勢いだけで、何とか最後まで読みましたが、登場人物がみんな薄っぺらい感じがしました。
主人公が鎮目さんのことを好きになるのも唐突だし、カメレオンと評される成瀬さんの鎮目さんへの忠誠心も違和感あるし、宮田さんの最後の行動も私には納得できないし。
主人公の29歳を称して、女としての賞味期限がもうすぐ切れる、みたいな描写があって、まあ言いたいことはわかるけど、アラフォーの私にはムッとする言葉だったので、ケチつけたくなっただけかもしれませんが。