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八方破れの家 創元推理文庫
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八方破れの家 創元推理文庫

ジル・チャーチル(著者), 新谷寿美香(訳者)

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八方破れの家 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/09/30
JAN 9784488275198

八方破れの家

¥330

商品レビュー

3.1

12件のお客様レビュー

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2023/09/21

私たちはだれしも自分 自身の人生には葛藤を 望みません。 自分自身の恋愛の途に 手強いライバルの横槍 を望むでしょうか。 遺産の相続をめぐって 突然腹ちがいの兄弟が 名乗りでることを望む でしょうか。 一方で、小説に肝心な ものはなにかといえば、 その葛藤だと思います。 ...

私たちはだれしも自分 自身の人生には葛藤を 望みません。 自分自身の恋愛の途に 手強いライバルの横槍 を望むでしょうか。 遺産の相続をめぐって 突然腹ちがいの兄弟が 名乗りでることを望む でしょうか。 一方で、小説に肝心な ものはなにかといえば、 その葛藤だと思います。 それも、多ければ多い ほどいい。 順調で平坦な物語では 退屈してしまいます。 もしかしたら私たちの 人生には、小説の如く 読者がいて、 物語をおもしろくする ために、 誰かがわざわざ葛藤を 書きつけているのかも しれません。 そして、その誰かとは、 ストーリー・テラーは もしかしたら自分自身 かもしれない・・・ なんて妄想を膨らませ てる私は、 我ながらお気楽者です (笑

Posted by ブクログ

2016/05/07

主婦探偵ジェーン・シリーズの第13作。 親友の主婦ジェーンとシェリイ、子どもが大きくなってきたので、 結婚式コーディネータや庭造りと新しいことに挑戦続き。 今回は、内装業者。 うーん、内装業者の話はあまり面白くないし、 ジェーンは自分の書いている小説に夢中だし、 犯人をみつけ...

主婦探偵ジェーン・シリーズの第13作。 親友の主婦ジェーンとシェリイ、子どもが大きくなってきたので、 結婚式コーディネータや庭造りと新しいことに挑戦続き。 今回は、内装業者。 うーん、内装業者の話はあまり面白くないし、 ジェーンは自分の書いている小説に夢中だし、 犯人をみつけるのは偶然だし、 いまひとつ。

Posted by ブクログ

2014/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主婦探偵ジェーンシリーズの第13作目です。 子どもたちが段々と成長し、女手だけで頑張ってきたジェーンも、そろそろ母親業も山は乗り越えて自分のために時間を使う時期に入りました。恋人メルとは安定しているものの、再婚という流れにはちょっとならなそうな感じ。 一家の中心としての多忙さから解放されて、逆に張り合いがない感じに悩んでいたジェーンに、親友シェリィから、風変わりな話が舞い込みます。曰く、ふたりの共通の知人がものすごいオンボロ屋敷…廃屋を修復して、フェミニスト運動の一環として女性たちに提供したい…らしい。ついてはシェリィとジェーンに内装をやって欲しいと。 かつては広壮で優雅だったその屋敷も、今はめちゃめちゃ。壊れているというより、悪いけど解体の対象になりそう。引き受けるかどうかはともかく屋敷に赴き、プランを練るふたりですが、正式に引き受ける前にまたしても事件が…。というお話です。 会話のテンポで読ませるこのシリーズ。前作の言葉遣いの荒い感じは落ち着き、幾分読みやすくなりました。久しぶりに、このシリーズらしい感じを受けてほぅっと肩から力が抜けました。殺人が連続して起きるわけではなく、小さなトラブルがちょこちょこと起こって、むしろそこに出てくる女性を書きたいのかな?という感じ。最後の謎が解け犯人が分かる場面も、ちょっと唐突で、出てくる人物の誰でもいいような感じ。 そもそも、素人の、主婦のふたりにリフォームの内装責任者を頼むという導入が、日本人の私には無理があるなあ、と感じられてしまって。アメリカではよくあるのかな?ミステリの面白さは犯人を推理することだけど、伏線が弱くて、人物はよく書けてるのに推理の楽しさは薄いかも。 長いシリーズなので、人物で読む感じでも楽しいのでこれは常連さん向きかな。どうでもいいことだけど、ジェーンとシェリィが食事するところ、外食が多くなりましたね。これもふたりの家庭内での状況が反映されてるみたいで、私はそっちが興味深かったです。

Posted by ブクログ

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