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沈むフランシス
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松家仁之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/09/28
JAN 9784103328124

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商品レビュー

3.5

41件のお客様レビュー

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2023/10/19

p24 桂子は思う  人がかたちにしたものは残っても、人そのものは残らない。その人がどのような風貌をそなえ、手や足、からだをどのように動かして、どのような声で話したか かたちにとどまらないものはのこらず消えてしまう。 p133 わたしは、これまでのことだって知りたい。いまこの瞬...

p24 桂子は思う  人がかたちにしたものは残っても、人そのものは残らない。その人がどのような風貌をそなえ、手や足、からだをどのように動かして、どのような声で話したか かたちにとどまらないものはのこらず消えてしまう。 p133 わたしは、これまでのことだって知りたい。いまこの瞬間は、とつぜんここに現れたわけじゃないでしょう。あなたに子どもだったときがあって、わたしだって子どもだった。それからいろいろなことがあって、そのうえにいまがある。いまっていうのは、経験と記憶のうえに、たよりなく」のっかているものだから、ときどきは振り返って、自分はどうしていまここにこうしているのか、考えてみたほうがいいんじゃないの。  これまでにあったことをぜんぶ聞きたいなんて言っていない。あなたのなかに残っている記憶とか、感情とか、かたにのさだまらないままでいいから、なにかの折にすこしずつ聞かせてほしいだけ

Posted by ブクログ

2023/01/18

もう男と暮らすなんて二度とゴメンだ、仕事も辞めて離婚もする、私のことを誰も知らない北海道の小さな村で暫くは一人で生きてゆく、と心に決めて実際に行動した35才のバツイチ女性。非正規の郵便配達員として小包を届けた先の男とすぐにベッドインする? カラダから始まる恋もあると言うが、撫養桂...

もう男と暮らすなんて二度とゴメンだ、仕事も辞めて離婚もする、私のことを誰も知らない北海道の小さな村で暫くは一人で生きてゆく、と心に決めて実際に行動した35才のバツイチ女性。非正規の郵便配達員として小包を届けた先の男とすぐにベッドインする? カラダから始まる恋もあると言うが、撫養桂子さんの押しかけに冒頭から入り込めず、心の機微をすっ飛ばして最後は割れ鍋にとじ蓋のハッピーエンドだったとしても、紹介文にあるような大人の恋愛小説と呼ぶには少し説明不足感が否めない。なにより二人のセリフが少ない。 ただ男性の方はわかります、妻と別居していて不倫もして、実家が太くてお金に困ってなくて、部屋もきれいで料理もできて、ただ女性とヤリたいだけ、、、こんな男はいそうなので違和感はない。音響出力装置に対するこだわりも男だなって感じるけれど、ベッドの中に小型マイクは杜撰すぎる入力装置でテクニカル的な細部も気になるといえば気になるが、全体像としてはなるほど理解できる。 まあなんだかんだ言っても楽しく読めたのだろうか、モチーフを「水」と決めて、水にまつわる冬の北海道の自然描写や、お酒もアクアビット(生命の水)という徹底ぶりだ。男の部屋の様子や二人が過ごす時間の手触りなど実に巧みに書かれていて、文章を味わうように読める。きっと松家さんは上質なものがお好きなんだと推察します。

Posted by ブクログ

2023/01/10

なぜこの本を読もうと思っていたのか忘れており、タイトルにも?となっていたが、そのフランシスと判り納得。そりゃ読まないとね。 物語の視点も描写も嫌いではないが、何かが物足りなかった。

Posted by ブクログ

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