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命がけで南極に住んでみた
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 柏書房 |
発売年月日 | 2013/09/27 |
JAN | 9784760142965 |
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命がけで南極に住んでみた
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大学の時から何回も読んでて毎回胸がときめく 「たった一言で表現するなら、降伏だ。あきらめることではなく、絶望を受け入れること。何が起ころうとも、そこから逃げ出せないことを悟り、すべての力を放棄すること。それは、すごくパワフルだ。そのために、私は病みつきになった」 「あきらめるのではなくて、折れて従うこと」 「越冬は、本当に魅力的だ。自分で選べるオプションが何もない場所にいると、気が楽だ。だれの一生でも、逃れられない状況に追い込まれる時期はほとんどない。多くの人は、自分をしっかり見つめる時間などなかったと思うが、ここでの冬は、まさにそのような状況に直面する。ここでは、ほかに行くところがない。自分で対処法を考えなければならない」
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冒頭に日本人の読者向けのメッセージが書かれている。 なんだか嬉しくなります。 南極といえば、先日見た映画「大統領の料理人」では、女性シェフがフランス大統領の厨房から南極観測隊のまかないへと仕事を変えて料理の腕を振るう姿に感動しました。 この本には、どんな南極が描かれているか楽...
冒頭に日本人の読者向けのメッセージが書かれている。 なんだか嬉しくなります。 南極といえば、先日見た映画「大統領の料理人」では、女性シェフがフランス大統領の厨房から南極観測隊のまかないへと仕事を変えて料理の腕を振るう姿に感動しました。 この本には、どんな南極が描かれているか楽しみだったけど、 読みきれずに 一旦中止。又読みます! ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/de2a32e561ddfa170db3997a1981dca6 『映画:大統領の料理人を見る』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」 2013/10/11 借りる。 10/12 読み始める。10/26 冒頭部を読んで一旦中止。 内容 : -70℃、暗黒ブリザード、ホワイトアウト、未知の生物…。想像を絶する過酷な環境。 しかし、なぜそこに取り憑かれるのか? 人を拒み続ける酷寒の大陸に長期滞在し、全土を回ってわかった、南極の現在と人類の未来。 著者 : イギリスのノンフィクション・ライター。ケンブリッジ大学で化学博士号取得。 『ニュー・サイエンティスト』誌のコンサルタント。BBCのラジオ番組も持つ。 著書に「スノーボール・アース」他。
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原住民が存在するには、その環境はあまりにも過酷だ。常に 氷点下の気温。強烈なブリザード。ホワイトアウト。 人を拒み続ける大地だからこそ、人々は惹きつけられるのかも しれない。アムンセン隊とスコット隊の南極点到達競争もそう だし、日本人では白瀬少尉の南極探検がある。 その南極に...
原住民が存在するには、その環境はあまりにも過酷だ。常に 氷点下の気温。強烈なブリザード。ホワイトアウト。 人を拒み続ける大地だからこそ、人々は惹きつけられるのかも しれない。アムンセン隊とスコット隊の南極点到達競争もそう だし、日本人では白瀬少尉の南極探検がある。 その南極に長期滞在した女性ノンフィクション・ライターによる 南極レポートが本書だ。 この書名を念頭に置いて読むと「?」となる。何故なら原書の タイトルを直訳すると「南極 親密なる肖像画(ポートレート)」 となると「訳者あとがき」に記されている。 確かに訳者が勝手に(?)つけた書名の方が「読んでみよう」と 感じさせるだろう。かく言う私がそうだった。だが、やはり原題 の方がしっくりくる内容なのだ。 どこの国の領土でもなく、軍事利用も禁止されている酷寒の 大陸は人間の居住には適さないけれど、一度訪れたらその 未知の世界に魅了される。 ペンギンの観察ひとつを取ってもそう。ペンギンは人間を 「大きなペンギン」と認識しているそうだ。自分の進路の 邪魔になると、ペチッと叩かれるらしい。 もう、この話だけで南極へ行きたくなるのだが、そこで ふと思い留まる。観光で行ける場所でもあるけれど、やはり 研究者や観察者以外が踏み込んではいけない場所なのじゃ ないかとも思うのだ。 南極を研究すれば火星のことが分かるかもしれないという 研究者も登場する。乾燥した大地は、火星の環境に似て いるのだそうだ。 人間が定住出来ない環境もあるのだが、未知の生物も うじゃうじゃといる。 そんな極限の地は地球の歴史を探るデータの宝庫でもある。 気候の変動や地球の辿って来た道が、長い長い研究の末、 解明されることがあるのかな。 日本版の書名こそいただけないが、内容は濃密。南極の 魅力たっぷり。しかし、住環境に魅力はないんだけどね。 巻末には簡略南極年表もある。ところどころにイラストが 掲載されているのだが、出来ればカラー口絵で写真が欲しい ところだった。
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