命がけで南極に住んでみた の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大学の時から何回も読んでて毎回胸がときめく 「たった一言で表現するなら、降伏だ。あきらめることではなく、絶望を受け入れること。何が起ころうとも、そこから逃げ出せないことを悟り、すべての力を放棄すること。それは、すごくパワフルだ。そのために、私は病みつきになった」 「あきらめるのではなくて、折れて従うこと」 「越冬は、本当に魅力的だ。自分で選べるオプションが何もない場所にいると、気が楽だ。だれの一生でも、逃れられない状況に追い込まれる時期はほとんどない。多くの人は、自分をしっかり見つめる時間などなかったと思うが、ここでの冬は、まさにそのような状況に直面する。ここでは、ほかに行くところがない。自分で対処法を考えなければならない」
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冒頭に日本人の読者向けのメッセージが書かれている。 なんだか嬉しくなります。 南極といえば、先日見た映画「大統領の料理人」では、女性シェフがフランス大統領の厨房から南極観測隊のまかないへと仕事を変えて料理の腕を振るう姿に感動しました。 この本には、どんな南極が描かれているか楽...
冒頭に日本人の読者向けのメッセージが書かれている。 なんだか嬉しくなります。 南極といえば、先日見た映画「大統領の料理人」では、女性シェフがフランス大統領の厨房から南極観測隊のまかないへと仕事を変えて料理の腕を振るう姿に感動しました。 この本には、どんな南極が描かれているか楽しみだったけど、 読みきれずに 一旦中止。又読みます! ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/de2a32e561ddfa170db3997a1981dca6 『映画:大統領の料理人を見る』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」 2013/10/11 借りる。 10/12 読み始める。10/26 冒頭部を読んで一旦中止。 内容 : -70℃、暗黒ブリザード、ホワイトアウト、未知の生物…。想像を絶する過酷な環境。 しかし、なぜそこに取り憑かれるのか? 人を拒み続ける酷寒の大陸に長期滞在し、全土を回ってわかった、南極の現在と人類の未来。 著者 : イギリスのノンフィクション・ライター。ケンブリッジ大学で化学博士号取得。 『ニュー・サイエンティスト』誌のコンサルタント。BBCのラジオ番組も持つ。 著書に「スノーボール・アース」他。
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原住民が存在するには、その環境はあまりにも過酷だ。常に 氷点下の気温。強烈なブリザード。ホワイトアウト。 人を拒み続ける大地だからこそ、人々は惹きつけられるのかも しれない。アムンセン隊とスコット隊の南極点到達競争もそう だし、日本人では白瀬少尉の南極探検がある。 その南極に...
原住民が存在するには、その環境はあまりにも過酷だ。常に 氷点下の気温。強烈なブリザード。ホワイトアウト。 人を拒み続ける大地だからこそ、人々は惹きつけられるのかも しれない。アムンセン隊とスコット隊の南極点到達競争もそう だし、日本人では白瀬少尉の南極探検がある。 その南極に長期滞在した女性ノンフィクション・ライターによる 南極レポートが本書だ。 この書名を念頭に置いて読むと「?」となる。何故なら原書の タイトルを直訳すると「南極 親密なる肖像画(ポートレート)」 となると「訳者あとがき」に記されている。 確かに訳者が勝手に(?)つけた書名の方が「読んでみよう」と 感じさせるだろう。かく言う私がそうだった。だが、やはり原題 の方がしっくりくる内容なのだ。 どこの国の領土でもなく、軍事利用も禁止されている酷寒の 大陸は人間の居住には適さないけれど、一度訪れたらその 未知の世界に魅了される。 ペンギンの観察ひとつを取ってもそう。ペンギンは人間を 「大きなペンギン」と認識しているそうだ。自分の進路の 邪魔になると、ペチッと叩かれるらしい。 もう、この話だけで南極へ行きたくなるのだが、そこで ふと思い留まる。観光で行ける場所でもあるけれど、やはり 研究者や観察者以外が踏み込んではいけない場所なのじゃ ないかとも思うのだ。 南極を研究すれば火星のことが分かるかもしれないという 研究者も登場する。乾燥した大地は、火星の環境に似て いるのだそうだ。 人間が定住出来ない環境もあるのだが、未知の生物も うじゃうじゃといる。 そんな極限の地は地球の歴史を探るデータの宝庫でもある。 気候の変動や地球の辿って来た道が、長い長い研究の末、 解明されることがあるのかな。 日本版の書名こそいただけないが、内容は濃密。南極の 魅力たっぷり。しかし、住環境に魅力はないんだけどね。 巻末には簡略南極年表もある。ところどころにイラストが 掲載されているのだが、出来ればカラー口絵で写真が欲しい ところだった。
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南極における人類活動のフロンティアを取材したもの。 第一部 見知らぬ惑星(南極東部沿岸) 第二部 どまんなかの南極点(中央高原) 第三部 南極半島は観光地(南極西部) 全7章からなる。 原題の『ANTARCTICA an intimate portrait of a myste...
南極における人類活動のフロンティアを取材したもの。 第一部 見知らぬ惑星(南極東部沿岸) 第二部 どまんなかの南極点(中央高原) 第三部 南極半島は観光地(南極西部) 全7章からなる。 原題の『ANTARCTICA an intimate portrait of a mysterious continent』の方が、よく内容を伝えていると思う。
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英国の自然科学系ドキュメンタリー作家。超行動派で実際に米国マクマード基地、ロシアのボストーク基地等各国の南極基地に乗り込んで取材を重ねる。 日本が氷床コアやオゾンホール研究で先進していたのは知っていたけれど、棚氷のメカニズム、ボストーク湖以外にも多く湖が発見されていて地下でつな...
英国の自然科学系ドキュメンタリー作家。超行動派で実際に米国マクマード基地、ロシアのボストーク基地等各国の南極基地に乗り込んで取材を重ねる。 日本が氷床コアやオゾンホール研究で先進していたのは知っていたけれど、棚氷のメカニズム、ボストーク湖以外にも多く湖が発見されていて地下でつながっているらしい等、自分の南極に関する知識がずいぶん古いものだったことを知らされた。 しばらく南極関連はおっかけていきたい。
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南極大陸に滞在した女性ジャーナリストの体験ルポ。南極の基地で様々な分野で活動する人達を通して、その過酷な環境を紹介する。南極には各国が基地を設置しているが、基地外での活動には多くの制限事項やルールがある。それを破ると生命の危険が伴う宇宙の次に過酷な環境と言える。ジャーナリストとし...
南極大陸に滞在した女性ジャーナリストの体験ルポ。南極の基地で様々な分野で活動する人達を通して、その過酷な環境を紹介する。南極には各国が基地を設置しているが、基地外での活動には多くの制限事項やルールがある。それを破ると生命の危険が伴う宇宙の次に過酷な環境と言える。ジャーナリストとして取材で出会った人々の活動や南極生活のエピソードを紹介する内容。南極の歴史に名を遺したアムンゼン、スコット、シャクルトン、バードなど初期の探検者の業績は知っていても、彼らの探検がどのようなものだったか知らない話も多かった。南極は一度は行ってみたい憧れの場所だが、滞在する環境としては最悪のようだ。この本では女性らしい繊細な文章で綴られていて楽しめるのだが、簡単なイラスト以外に図版や写真がほとんど無くて、文章でイメージしにくいところも多かった。先にネットや写真集で南極のイメージを膨らませて読んだほうが良さそうだ。
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読みどころは大きく2つ。1つは観測対象としての南極。なにせ前人未到の地だけに、数万年前~現在までの気候変動を地底の氷から調べたり、落ちてる隕石拾ったり、きれいな星空眺めたり、実に色々やっとります。 2つ目は南極人間模様。越冬時は移動も制限され、インターネットも満足に繋がらず、ほ...
読みどころは大きく2つ。1つは観測対象としての南極。なにせ前人未到の地だけに、数万年前~現在までの気候変動を地底の氷から調べたり、落ちてる隕石拾ったり、きれいな星空眺めたり、実に色々やっとります。 2つ目は南極人間模様。越冬時は移動も制限され、インターネットも満足に繋がらず、ほとんど外部の情報が遮断された状態。そんな状態が長いと、地位も名誉も関係ない、生身の自分と向き合わざるを得ない状況に追い込まれるそうで。まあ、一日中座禅組んでるようなもんやね(-_-) で、半分頭おかしくなる人もいれば、濃い人間関係が忘れられず南極中毒になる人も。怖いけどちょっと興味あるなあ w
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南極は人が定住したことのない場所であり、今のところ科学研究だけが認められている場所。一人では当然生きていけない場所なので、他人に依存することになるが、それゆえに連帯感が生まれるらしいし、南極から帰ってきた人は金の支払いを忘れたり、花をじっと見つめたりするのだと…なんだか素敵ではな...
南極は人が定住したことのない場所であり、今のところ科学研究だけが認められている場所。一人では当然生きていけない場所なので、他人に依存することになるが、それゆえに連帯感が生まれるらしいし、南極から帰ってきた人は金の支払いを忘れたり、花をじっと見つめたりするのだと…なんだか素敵ではないですか。今日の日本は全国的に大雪に見舞われたが、こんな日には南極にも陽光がふりそそいでいるという。ペンギン好きの僕にとっては、皇帝ペンギンのメスが帰ってこない話などはついウルウルと来てしまうし、南極は火星にそっくりだ、なんていう話にもリアリティがある。表紙にもペンギン、中のペンギンのイラストは妙に可愛いし、気楽な本かと思うとなかなかハードな科学であって、期待は裏切られたというか、一粒で二度美味しいというか。
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宇宙に生物が存在するには、水がいるというのは、 なぜなんんだろうと、ずっと思っていたが、 南極を研究するとわかるのか。初めて知った。 ペンギンの生態も面白かった。 隕石の採取も南極が一番だと初めて知った。 閉じられたスペースのの中での共同生活だと 責任感が強い人は適していな...
宇宙に生物が存在するには、水がいるというのは、 なぜなんんだろうと、ずっと思っていたが、 南極を研究するとわかるのか。初めて知った。 ペンギンの生態も面白かった。 隕石の採取も南極が一番だと初めて知った。 閉じられたスペースのの中での共同生活だと 責任感が強い人は適していないみたいだが、 宇宙飛行士の人たちは、 リダー的な人が多いし、責任感が強い人だと思うのだが、 また違うのかな?
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5回の南極訪問経験があるイギリス人の女性サイエンス・ライターが書いた南極の体験、そこで行われている科学研究、自然、歴史など南極通になる知識満載の本。南極探検の歴史も面白いが、やはり本人の体験やベテラン南極体験者のインタビュー内容などがリアルで面白い。何しろ、南極は滅多なことでは行...
5回の南極訪問経験があるイギリス人の女性サイエンス・ライターが書いた南極の体験、そこで行われている科学研究、自然、歴史など南極通になる知識満載の本。南極探検の歴史も面白いが、やはり本人の体験やベテラン南極体験者のインタビュー内容などがリアルで面白い。何しろ、南極は滅多なことでは行かれないところなのだから。その意味では、不肖・宮島こと宮島茂樹の南極観測隊同行記と同じようにも思える。こちらの方が、行動範囲が広く、経験が長く、科学的という点で勝っているが。 ただ、原文のせいか訳のせいか、読んでいてよく分からないことが多い。特に、風景、色、実験施設の様子などビジュアルイメージを伝える部分がさっぱりイメージできない。おそらく見たことないものなので、写真がないと難しいのかもしれないが、それにしても、読んでいて残念で仕方がない。訳者は、原文からちゃんとイメージできたのだろうか。そういえば、翻訳や校正に残念な点が見られる。例えば、「南極」という言葉を、南極大陸という意味のほか、南極点という意味でも使っている場合があり、混乱した。また、「氷河」とすべきところを「運河」と書いてある誤植もあった。出版されてすぐに翻訳が出るのは嬉しいが、もう少し出版社で推敲しても良かったように思う。
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