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わたしのリミット
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わたしのリミット

松尾由美(著者)

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わたしのリミット

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/09/30
JAN 9784488027247

わたしのリミット

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商品レビュー

3.1

17件のお客様レビュー

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2015/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

携帯電話がようやく携帯できるサイズになったという時代設定で、いつ? と思ったら、30年前が1961年ということで、1991年とわかる。なぜ? ケータイが普及してたらプロット上マズイのか? と思ったが、そんなこともなく、どうも、その当時書いて眠っていた習作(?)を(なぜか)今頃になって刊行したように思われる。 が、別に刊行しなくてよかったような…。刊行するなら、今の技量で練り直してから刊行すべきだったのでは…と思ってしまう。 メインストーリーのオチは、読者には早い段階でわかるので、何かひねってくるだろうと楽しみにしていたが特になし。日常の謎が3つ入っているが、メインストーリーとの絡みは希薄で、個々の謎自体も大して面白くない。むしろ当時割と流行っていた日常の謎ものに対し、そんな推測したって蓋然性の問題にすぎないじゃん、と、アンチテーゼとして、わざとぱっとしない推理してんのかと勘繰りたくなるくらい。 メインストーリーのタイムマシンの仕掛けもよくわからない。誰かを未来に送り込む代わりに、未来から誰かを代わりに過去に引き込まなければならない、過去に行くほうの人は「行先を選ぶこと」ができないというのだが、一方で、未来の同一人が戻ってくるのでも可とあって、てことは、送り込んだ日時にくるってことで、「行先」わかってることになるんじゃないの? また、誰を引き込むかは選べるの? 未来のマシンの中で当該日時にスタンバってればいいのか? じゃあ場所の意味での「行先」も過去のマシンなのでは? そんなに妻を愛していた莉実に父親が、妻(莉実の母)の名すら娘に知らせず、17歳にもなっている娘のほうも母親の名すら知らないで平気でいられるのも、心情的に理解しがたい。 1961年時点で余命1~2か月の不治の病が、1991年に1カ月弱の治療でほぼ全治するというのも、一体どんな病気をモデルとしているのか? リミットこと里美が、未来に行ったことによって、将来誰と結婚して誰を生んでいつなぜ死んだかまで知ってしまうことになるのが、うわあと思うが。一方で、そんな病弱だったのにハイリスクな妊娠出産をしたんだ…というのも微妙な気持ちになる。

Posted by ブクログ

2015/06/12

不思議なお話だった。度々出てくる、日常の中に潜む謎。それを莉実とリミットの会話、主に推理で謎を解き明かしていくところが面白かった。そして、突然莉実の前に現れたリミットが、どういう人物なのか、ということが最後の方に明かされる。それは、その前に私が予想していたこと同じで、いつもなら謎...

不思議なお話だった。度々出てくる、日常の中に潜む謎。それを莉実とリミットの会話、主に推理で謎を解き明かしていくところが面白かった。そして、突然莉実の前に現れたリミットが、どういう人物なのか、ということが最後の方に明かされる。それは、その前に私が予想していたこと同じで、いつもなら謎解きがあってもわからないけれど、今回はわかったことが何となく嬉しかった。

Posted by ブクログ

2015/02/20

落ちは、ざっくり予想通りだった。ミステリとしては、正解が曖昧なまま進むので、やや不完全燃焼。ファンタジーとしても今一歩。

Posted by ブクログ

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