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競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で 集英社文庫
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競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で 集英社文庫

高橋源一郎【著】

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競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/09/20
JAN 9784087451191

競馬漂流記

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商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2023/12/01

基本的にはGallopへの連載を本にまとめたもの(優駿出典のものもある)。したがって、1本のコラムは長くない。 1990年代の競馬を知っている人が読むと、当時の空気感などがよみがえってくる。まだまだ海外の情報が多くない時代に海外の競馬場に赴き、そこでの経験や人とのふれあいを日本に...

基本的にはGallopへの連載を本にまとめたもの(優駿出典のものもある)。したがって、1本のコラムは長くない。 1990年代の競馬を知っている人が読むと、当時の空気感などがよみがえってくる。まだまだ海外の情報が多くない時代に海外の競馬場に赴き、そこでの経験や人とのふれあいを日本に紹介した貴重なエッセイである。 当時の配偶者である高橋直子氏の本も読むと、たとえばマカオダービーなどが2人の別々の目線から描かれているのが分かるので楽しい。 他方で、出典が週刊誌連載なので、この時代の競馬を知らない人への説明などは基本的にない。そのため、前提知識がないと読むのはちょっとキツいかも。

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2018/11/12

1990年代なかばの海外競馬場を舞台とした随筆 賭博と「ブラッドスポーツ」の どちらにも偏らないで競馬の世界を旅する景色 競馬はゲーム(特にPC版『ウイニングポスト1』)を 通してしか知らないので 全兄弟の成績差を説明できない血統「理論」とか ゲーム内素材にしか見えないのだが (...

1990年代なかばの海外競馬場を舞台とした随筆 賭博と「ブラッドスポーツ」の どちらにも偏らないで競馬の世界を旅する景色 競馬はゲーム(特にPC版『ウイニングポスト1』)を 通してしか知らないので 全兄弟の成績差を説明できない血統「理論」とか ゲーム内素材にしか見えないのだが (もっとも競争競技というゲームなのだからあたりまえだが) ゆえに世代の移り変わりが持つ理由付けの 賭博における便利さ加減は とても良く出来ていると感心する 理性や合理性で暇つぶしの楽しさを割り切ることは出来ないのもまた当然であり そこに物語の結構にない価値が見出されるのも相応しいとは言える

Posted by ブクログ

2017/12/25

1993,4年ころの競馬エッセイです。 20~30年前の海外の有名な馬もなんとなく名前は知っているし、 ついていける感じで読みました。 なぜかと言えば、当時高校生でしたが、 競馬関係の本や雑誌『優駿』を愛読し、 そしてゲームでは、『ダビスタ』や『ウイニングポスト』を 好んでプレー...

1993,4年ころの競馬エッセイです。 20~30年前の海外の有名な馬もなんとなく名前は知っているし、 ついていける感じで読みました。 なぜかと言えば、当時高校生でしたが、 競馬関係の本や雑誌『優駿』を愛読し、 そしてゲームでは、『ダビスタ』や『ウイニングポスト』を 好んでプレーしていたからです。 けれど、馬の名前をしらなくても楽しめるだろうエッセイです。 つよい一人称で語られるすべてが興味深い。 「バーニー・カーリー」さんだとか、 ネット時代の今でも、検索してなんとかイギリスの記事をみつける程度で、 日本語では引っかからない。 そんなネタをネットのない時代に仕入れ、 文章に残している高橋源一郎さんの海外競馬事情への深さみたいなのが伺い知れる。 といっても、付け焼刃とまではいかずとも、 その当時、熱狂的に摂取した知識や情報であることが、 あとがきでふれられていました。 その頃、本業の小説をかきたくなくてこういうエッセイを書いたそうですが、 文章の巧みさや面白さは抜群です。 海外の小説の翻訳文的な文体でもあるのだけれど、 その完成度は否応なく高い。 当時、世界を驚かせたラムタラやコタシャーン、 コマンダーインチーフやバランシーンなどの名馬たちが 生きいきとしてページ上で呼吸している印象を受けました。 そんな名馬たちだけじゃなしに、 立派な競争成績を残せなかった馬たちについても、 興味深い視点で語られているし、 ギャンブルの読み物として笑えたり、驚いたりするものもあるし、 ホースマンたちの息遣いが感じられもするし、 競馬界という閉じた世界の、でもその広大さが感じられると思います。 高橋源一郎さんの書いたものをきちんと読んだのは、 たぶん今回が初めてでしたが、文章の巧みさといいおもしろさといい、 よい読書時間を頂いた感覚です。 海外小説の翻訳文のような文体ですが、 その完成度は否応なく高いです。 またいつか、高橋源一郎さんの書いたもの、 今度は本業の小説のほうにふれてみたいです。

Posted by ブクログ

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