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饗宴 光文社古典新訳文庫
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饗宴 光文社古典新訳文庫

プラトン【著】, 中澤務【訳】

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饗宴 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/09/10
JAN 9784334752767

饗宴

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商品レビュー

3.8

43件のお客様レビュー

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2026/05/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズは読みやすいし解説も丁寧でわかりやすく良いですね(笑)他の作品に比べてこちらは本当に色んなところで楽しんで読める(笑)饗宴の中にアリストファネスがいる事に違和感があったけど解説を読んで納得(笑)アルキビアデスの登場も色んな意味が含まれてたり後何回か読んで理解を深めて行きたい作品だな〜(笑)このシリーズでプラトンやアリストテレスじょ作品を全部やってくれないかな〜。とてもいいシリーズだと思う(笑)

Posted by ブクログ

2026/03/26

成熟愛・プラトニックラブについての技術を備えたくて理解したかったが、私は基本的にストレートラブなのでちょっと合わなかった。プラトンの生きてた時代・当時ギリシャの環境は同性愛について寛容だった。ホモだということちょっと悔しい。 あと、たくさん登場人物が出てきて、その人の人格と一致す...

成熟愛・プラトニックラブについての技術を備えたくて理解したかったが、私は基本的にストレートラブなのでちょっと合わなかった。プラトンの生きてた時代・当時ギリシャの環境は同性愛について寛容だった。ホモだということちょっと悔しい。 あと、たくさん登場人物が出てきて、その人の人格と一致するまで時間がかかった。

Posted by ブクログ

2025/09/28

 ギリシャ時代、おとこたちは、寝そべって、酒を飲みながら、語り合う。そのスタイルは、優雅だ。  ソクラテスの以外にエロスについて語るのは、パイドロス、パウサニアス、エリュクシマコス、アリストパネス、アガトン、アルキビアデスの6人である。  フロイトのエロスは、生命を維持し、統合...

 ギリシャ時代、おとこたちは、寝そべって、酒を飲みながら、語り合う。そのスタイルは、優雅だ。  ソクラテスの以外にエロスについて語るのは、パイドロス、パウサニアス、エリュクシマコス、アリストパネス、アガトン、アルキビアデスの6人である。  フロイトのエロスは、生命を維持し、統合しようとする本能。これは、性的な欲望や自己保存本能、そして個々の要素を結合させてより大きな全体を形成しようとする「生の本能」全体を指している。そして、エロスの対をなすタナトスを概念化した。タナトスは、フロイトが晩年に提唱した「死の本能」。これは、生命が元あった無機物の状態へと回帰しようとする破壊的な本能である。フロイトは、このタナトスが戦争や破壊行為の根源にあると考えた。  プラトンの『饗宴』には、タナトスは、出てこない。フロイトの方が人間の本能として、進化している。エロスだけでは、人間を語れない。  最初の5人が話すエロスの中で、少年愛が強いことに印象つけられた。ちょうど髭の生え始めの頃までの少年を、性的に愛し、そして、教育するという機能があった。マイフェアレディの男子版というところか。また、エロスはキューピッドでもある。  ソクラテスを好きなアルキビアデスは、ソクラテスが通常の人間とは異なり、内面的な美と知性、そして並外れた自制心を持っていることを称賛する。彼は、ソクラテスの魅力と徳に惹かれている。ソクラテスが刑罰と刑死を受けたことの一つに若者を堕落させたことであり、アルキビアデスとの性的関係も要因だった。  愛についての概念は、エロス、フィリア、アガペーがある。エロスは、異性間もしくは同性間の性愛を論じ、フィリアは、親子や友人間の情愛であり、アガペーは人類愛である。ここでは、エロスが中心に論じられているが、結局はアガペーについて語ることになる。  ソクラテスが紹介した女性ディオティマは、ソクラテスの上を行く人のようだ。ソクラテスに、エロスは、「精霊は、人間の思いを翻訳して神々に伝え、神々の思いを翻訳して人間に伝える」という役割を果たすという。そして「男と女の交わりとは、子をなす営みである。それは神聖な営みであり、死を逃れることのできない生き物は、この営みによって不死にあずかることができる。子を宿し、そして生むという営みによってな。」と、子を産むことによって、継続的に生を維持する。それがエロスの存在という。  さらにディオティマは、愛は美しいものではなく、美しいものへと向かう「中間的な存在」であり、人間を肉体の愛から知恵や真理の愛へと導く「愛の階段(ディオティマの梯子)」の概念を提示する。この言葉が、ソクラテスではなく、ディオティマに語らせるのが面白い。  なぜ、愛し合い一体化するのか?両性具有の話も出てくる。笠井潔の『バイバイエンジェル』につながる。  エロスというテーマで、延々と論議、紀元前380年頃のギリシャの思想的格闘の凄さを感じる。

Posted by ブクログ

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