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岩波茂雄 低く暮らし、高く想ふ ミネルヴァ日本評伝選
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岩波茂雄 低く暮らし、高く想ふ ミネルヴァ日本評伝選

十重田裕一【著】

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岩波茂雄 低く暮らし、高く想ふ ミネルヴァ日本評伝選

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2013/09/04
JAN 9784623067350

岩波茂雄

¥770

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2013/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十重田裕一『岩波茂雄 低く暮らし、高く想ふ』ミネルヴァ書房、読了。「文化の配達人」の現時点における最も完成度の高い評伝。教員を経て古書店の開業から今年で百年。良書を選んで売る姿勢は、価値ある仕事を掘り出し世に問う岩波書店のスタイルへ。図版、年表等資料も充実。人から見る日本出版史。 〔ここがポイント〕 ・激動の明治から昭和を生きた出版経営者の生涯を通じて日本のメディア史を読み解く ・「講談社文化」と並ぶ「岩波文化」がいかにして築かれていったかがよくわかる。 http://www.minervashobo.co.jp/book/b120776.html 素晴らしい仕事です

Posted by ブクログ

2013/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

岩波書店の創業者であり、知識人として、岩波文化を築いていったこの人の存在感は凄い。漱石の「こゝろ」の出版が実質的な出発であり、「宇宙之進化」からスタート。そして文庫、新書、全集、「世界」、「図書」の出版などの出版史を振り返ることができる。 茂雄が平和主義者で日中戦争反対の立場から中国について理解を深めさせるための新書をスタートしたということに、岩波の誇りを見る思いがする。矢内原、石原謙などキリスト者の全集が多いことも、茂雄の一高・帝大時代の交遊の繋がりで、彼らの出版の手助けをするという、出版人としての使命感に素晴らしさを感じた。

Posted by ブクログ

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