4コマ公式アンソロジー 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(2) 電撃C EX

アンソロジー(著者)

• 販売会社／発売会社: アスキー・メディアワークス/KADOKAWA
• 発売年月日: 2013/08/26
• JAN: 9784048918350

商品レビュー

2018/09/26

4コマアンソロジー2冊目。1冊目に比べて原作愛が感じられないお話が多いように思います。いぼ痔ってなんだよ、俺妹と何の関係があるんだよ…。
以下、各話ごとに一言。

「俺の妹がこんなに欲張りな訳がない！」茶々
リアル妹が欲しいと京介にねだる桐乃。京介はあやせを説得して連れてくるが…。あやせにお姉ちゃんって呼ばれたら桐乃は陥落すると思いますw。あと、1巻とネタ被りすぎ。

「白猫ランデヴー」カグユヅ
桐乃に習ったメイクをして京介とのデートに臨む黒猫。絵柄好み、パンツあり。イラッとしながらも黒猫を応援する桐乃が珍しく健気。

「俺の妹エトセトラ」nino
扉絵エロい。各話それぞれ独立した話なので「エトセトラ」。「みんなで考えよう」の「セルフ」で笑ったwもうこのネタだけで10話くらい描けるんじゃないのかな？

「漆黒の堕天聖 VS 吸血鬼」かにかま
部屋に入り込んだ蚊を退治しようとする黒猫だが…。話飛躍しすぎでラストまでついて行けません。あと、「闇の力で消滅してやるわ」って黒猫消えちゃらめぇ。

「新垣あやせのなかよし計画」めの
桐乃にゲームを教わるあやせ。「…女の子だよ？」「子供だよ？」は笑えるけど「キモイ桐乃を見るのがムリ」はちょっと違いませんか？それを言っちゃあおしまいですよ？

「俺の尻が病気になるわけがない」しいたけ鍋つかみ
この巻の印象をまとめて持っていってしまった怪作。絵柄もネタも最低(褒めてない)。記憶から消し去りたい。

「俺の天使がメイドになるわけがない」まめでんきゅう
雑誌の企画であやせが働くメイド喫茶を偶然訪れた京介。ラストのあやせが可愛いです。

「俺が眼鏡天使を好きになるわけがない」自我帝
途中から眼鏡関係なくなってるけど、なんとなく「饅頭怖い」を思い出して笑えました。ラスト、クオリティ結構高いと思います。

「あたしの兄貴弟がこんなに可愛いわけがない」あららぎあゆね
ある朝、京介が小学生レベルまで縮んでいたんだが…。チビ京介は可愛いけど、桐乃はそこまで家事壊滅してないと思います。あと、「見た目は子供 能力子供」で桐乃にばこってぶつかっているのは何だろう…？

「俺の妹がこんなにぬるぬるなわけがない」見富拓哉
絵柄が好みじゃない。あと、途中から意味がわからない。描くのが面倒くさくなったんじゃないの？っていう投げ出しっぷり。なお、一切エロくはありません。

「俺の一人暮らしが平穏なわけがない」矢澤おけ
一人暮らしの京介の部屋に押しかけてきたあやせと桐乃。桐乃がそこら中に妹ゲーを隠してるのは面白かったけど、でもあの部屋にPCあったかな？

「俺の妹がこんなに多々買うわけがない」きつね長官
メルルの食玩を桐乃が箱買いするお話。タイトルどおり、とにかく箱買い。サーチしてるのに結局箱買いする桐乃が笑えました。

「4月某日」十月十日
意味不明3本目。1冊に意味不明作品が多過ぎです。関係ありませんが、「天使とダンス(エースコンバット6の決め台詞です)」に時代を感じます。

「コレジャナイ麻奈実さん」田辺京
麻奈実の家に遊びに行った京介。麻奈実withハロウィン要素とか光るネタが多いのに、残念ながら絵柄が好きになれません。

「俺の妹がだべってるだけ」らり
妹萌えについて黒猫と沙織に語る桐乃。ラスト1コマの桐乃にウンザリ。原作桐乃の嫌なところ思い出させなくてもいいのに…。

収録作品一覧
カバーイラスト QP:flapper
俺の妹がこんなに欲張りな訳がない！ 茶々
白猫ランデヴー カグユヅ
俺の妹エトセトラ nino
漆黒の堕天使 VS 吸血鬼 かにかま
新垣あやせのなかよし計画 めの
俺の尻が病気になるわけがない しいたけ鍋つかみ
俺の天使がメイドになるわけがなお まめでんきゅう
俺が眼鏡天使を好きになるわけがない 自我帝
あたしの兄貴弟がこんなに可愛いわけがない あららぎあゆね
俺の妹がこんなにぬるぬるなわけがない 見富拓哉
俺の一人暮らしが平穏なわけがない 矢澤おけ
俺の妹がこんなに多々買うわけがない きつね長官
4月某日 十月十日
コレジャナイ麻奈実さん 田辺京
俺の妹がだべってるだけ らり

2013/09/09

　これの1巻が凄く良かったという印象が残ってたので、迷わず買ったのだけど2巻はハッキリ言って好き嫌い分かれると思う。
　アンソロジーなので、絵が受け付けないというのはいくつかあるのは仕方がないとして、俺の妹の世界観をブチ壊してる作品が多かった。
　今回のはそれが多すぎて、相乗効果的に受け付けないものになったのかもしれない。良いと思えるものが悪いものに負けた感じだ。
　それと話のネタとオチが被っているのも多かったのも原因かも。