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ガラスの街 新潮文庫
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ガラスの街 新潮文庫

ポール・オースター(著者), 柴田元幸(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/08/29
JAN 9784102451151

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商品レビュー

3.8

125件のお客様レビュー

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2026/09/20

なかなか掴みどころがない難しさのある作品でした。オースターってこうだよね、っていう世界観を理解してないと面喰らいそうです。 自分ではない誰かを偽りながら、ある事件に介入していくことになります。その中で自分が自分でなくなっていく喪失感や、現実か虚構か曖昧な世界観が描かれていて、恐...

なかなか掴みどころがない難しさのある作品でした。オースターってこうだよね、っていう世界観を理解してないと面喰らいそうです。 自分ではない誰かを偽りながら、ある事件に介入していくことになります。その中で自分が自分でなくなっていく喪失感や、現実か虚構か曖昧な世界観が描かれていて、恐らくこれがオースターの味なのかなと感じました。 独特な世界観にフワッとした読後感、そんな捉えどころが難しい作品でした。

Posted by ブクログ

2026/09/15

ニューヨーク三部作の一作目で、ポール・オースター名義でのデビュー作。 作中ではP・ベンジャミン名義の『スクイズ・プレー』に言及したり、著者自身が登場したりと、遊び心があって面白い。そういえば、三部作の最後の『鍵のかかった部屋』でも、『ガラスの街』や『幽霊たち』に言及していました...

ニューヨーク三部作の一作目で、ポール・オースター名義でのデビュー作。 作中ではP・ベンジャミン名義の『スクイズ・プレー』に言及したり、著者自身が登場したりと、遊び心があって面白い。そういえば、三部作の最後の『鍵のかかった部屋』でも、『ガラスの街』や『幽霊たち』に言及していました。 作家としての先人へのリスペクトなのか、他の作品と同様に、作家名や作品名がたくさん登場します。海外文学に馴染みがある人なら、こうした仕掛けも含めて、より楽しめるのではないでしょうか。 それにしても、彼の作品はどれもエロいのに、なぜか女性に人気ですよね(笑)。謎です。 【あらすじ】 主人公はニューヨークに暮らす作家、ダニエル・クイン。妻と幼い息子を亡くして以来、社会との接触を避け、匿名で探偵小説を書いている。 ある夜、クインのもとに一本の間違い電話がかかってきた。 電話の相手は、私立探偵のポール・オースターを探していた。何度も電話がかかってくるうち、クインは自分が「ポール・オースター」であるかのように振る舞い、その依頼を引き受けてしまいます。 依頼人はヴァージニア・スティルマン。彼女の夫ピーターは幼いころ、父親によって長期間閉じ込められ、外界から隔離されていたという。父親はその後、精神病院に収容されたが、まもなくニューヨークへ戻ってくる。 クインは、夫に危険が及ばないよう父親を監視してほしいと頼まれるが……。 【感想】 「そもそものはじまりは間違い電話だった」。 そんなキラーフレーズで始まる物語は、ミステリ作家が素人探偵として事件の謎に挑むうち、いつしか探偵自身が謎になってしまう。 虚構と現実の境界が徐々に曖昧になり、最後には驚きの結末が待っていました。まさに、ガラスのように透き通った街そのものが、現実と虚構の境界を象徴しているようで、最後まで引き込まれます。 また、作中には『ドン・キホーテ』論を展開する場面があります。現実の世界で生きている人物が、ある物語や役割を演じるうちに、いつしかその物語の中へ入り込んでしまう構図は、まさに『ドン・キホーテ』を思わせます。 作品そのものが『ドン・キホーテ』的な構造をトレースしていることにも気づかされ、その巧みな仕掛けには感心してしまいました。 ※注意 セルバンテス『ドン・キホーテ』のネタバレあり。

Posted by ブクログ

2026/09/10

ミッドナイトジュンクラブの推薦図書(?)だったため購入 ・小難しいことが色々書かれてたけど、ところどころ「それはワカル!」という感じがあって面白かった。 ・探偵物やと思ってたけど思わぬ方向に物語が展開され、最後はそうなのか…という気持ち。行ききった人間の行き着くところはそこな...

ミッドナイトジュンクラブの推薦図書(?)だったため購入 ・小難しいことが色々書かれてたけど、ところどころ「それはワカル!」という感じがあって面白かった。 ・探偵物やと思ってたけど思わぬ方向に物語が展開され、最後はそうなのか…という気持ち。行ききった人間の行き着くところはそこなのか

Posted by ブクログ

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