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ガラスの街 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/08/29 |
| JAN | 9784102451151 |
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ガラスの街
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ガラスの街
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商品レビュー
3.8
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ニューヨーク三部作と呼ばれる第一作で、現代アメリカ文学を代表する作家、ポール・オースターの長編デビュー作です。 まず、お断りしておきます。 小説の内容は何となく追えるものの、作品の構造や仕掛け、作者が本当に描こうとしたものは、正直さっぱりわかっておりません。 shin様がおっ...
ニューヨーク三部作と呼ばれる第一作で、現代アメリカ文学を代表する作家、ポール・オースターの長編デビュー作です。 まず、お断りしておきます。 小説の内容は何となく追えるものの、作品の構造や仕掛け、作者が本当に描こうとしたものは、正直さっぱりわかっておりません。 shin様がおっしゃっていました。 「最初の一行を声に出して読みましょう」と。 「そもそものはじまりは間違い電話だった。」 こう始まれば、誰だってミステリーを期待しますよね。 装丁を見れば、8さんが好きそうなハードボイルドの雰囲気も漂っています。 ところが、読み進めると、どうもそういう作品ではないようなんです。 ミステリーの形を借りながら、どんどん別の場所へ向かっていくような。 日本の小説で例えるなら、純文学ともエンターテインメントとも言い切れない、不思議な読書です。 著者のポール・オースターと村上春樹氏は年齢も近く、デビュー時期も2年ほどしか違いません。 二人は互いの作品を意識してたのでしょうか。 そして、訳者の柴田元幸さんと村上春樹氏は親交が深いことでも知られています。 そんなお二人が日本に紹介してきた現代アメリカ文学の入口として、本作はぴったりの一冊なのだろうと感じました。 「ニューヨーク三部作」という呼び名は本作の発表後につけられたものですが、『ガラスの街』という題名からは、やはりニューヨークそのものがイメージされます。 ちょうど最近、村上春樹氏の『街とその不確かな壁』を読んでいたこともあり、ニューヨークの壁の中といった印象です。 作品の中では、作者自身が登場するような入れ子構造──今でいう「メタフィクション」と呼ばれる手法でしょうか──が用いられ、登場人物と作者、現実と虚構の境界が次第に曖昧になっていくような、不思議な感覚がありました。 私はアメリカ文学にも疎く、作中で引用・言及される作品や人物に十分反応できなかったため、この作品の面白さを半分ほどしか味わえていない気がしています。
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探偵の真似事をした無気力な作家が、張り込みにのめり込むあまり財産も家も失って浮浪者となり、消息を断つ話。期待していた展開と違ったし、正直よくわからん。反応に困る。人はあっという間に落ちぶれてしまうということだろうか。様子のおかしい依頼人や同じ顔の尾行対象、架空の人物と同名同職の実...
探偵の真似事をした無気力な作家が、張り込みにのめり込むあまり財産も家も失って浮浪者となり、消息を断つ話。期待していた展開と違ったし、正直よくわからん。反応に困る。人はあっという間に落ちぶれてしまうということだろうか。様子のおかしい依頼人や同じ顔の尾行対象、架空の人物と同名同職の実在人物、ドンキホーテへの言及など、そこかしこに狂気の匂いがする。『うたかたの日々』と感触が似ているが、まだあちらの方がマシに思う。面白くなかった。狂気は好きだがオチのない小説は苦手だ。不愉快な気分になるだけで終わってしまう。
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NYタイムズ「21世紀名著 100選」に入らないわけがない。 間違い電話をきっかけに探偵を名乗ることになった推理作家が、NYの街を行く迷宮ミステリー。 ザ・ポストモダン。反推理小説にあたるでしょうか。探偵行動を続けるほどに哲学的要素が積み重なり、言葉やアイデンティティが壊れてゆ...
NYタイムズ「21世紀名著 100選」に入らないわけがない。 間違い電話をきっかけに探偵を名乗ることになった推理作家が、NYの街を行く迷宮ミステリー。 ザ・ポストモダン。反推理小説にあたるでしょうか。探偵行動を続けるほどに哲学的要素が積み重なり、言葉やアイデンティティが壊れてゆく。 不条理がオモロ怖くなりつつ…なんというかオースターのペンがノっているような、キャラが縦横無尽に動いているような感覚も。 ガラスのように脆いのは常識や自我や概念か。セオリーをあえて外すところも含め、オースターによる小説独自のアソビがただただ見事でした。
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