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灰色の月・万暦赤絵 新潮文庫
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灰色の月・万暦赤絵 新潮文庫

志賀直哉(著者)

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灰色の月・万暦赤絵 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1968/09/15
JAN 9784101030067

灰色の月・万暦赤絵

¥330

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2024/12/09

後期志賀直哉の短編集。 より情景描写に寄った作品が多く、より美しい作品が多い。 表現は繊細でその風景や温度や心持ちまでリアルに追体験できる。 毎日、仕事や日常生活に身を置いていると、決して体験できないような落ち着いた気の持ち方とか。 今の時代では決して体験できないような時間の過...

後期志賀直哉の短編集。 より情景描写に寄った作品が多く、より美しい作品が多い。 表現は繊細でその風景や温度や心持ちまでリアルに追体験できる。 毎日、仕事や日常生活に身を置いていると、決して体験できないような落ち着いた気の持ち方とか。 今の時代では決して体験できないような時間の過ごし方とか。 自分自身が旅行や景色を見に行ったとしても、心のなかでは帰り支度のことや明日のことなど脳裏に浮かんでいたりするもので、その点志賀直哉の特に後期の短編小説を読み、その世界観に入り込むことでより実際の旅より深く旅に出ることができたような感覚さえ感じる。 セミリタイア願望を満たしてくれる唯一無二の小説かもしれない。 新潮文庫では本来、志賀直哉の短編集は時代別に3集発売されていた。 前期の『清兵衛と瓢箪・網走まで』、円熟期の『小僧と神様・城の崎にて』、後期の『灰色の月・万暦赤絵』 人気の高い上2集は常に手に入るのだが、この後期の『灰色の月・万暦赤絵』は人気がないのか廃刊になってしまっている。 全集を買うか借りるかすれば全作品を読めないこともないけれど、やはり文庫サイズで気軽に読みたいと思い常々古書を探していたらわりと綺麗なものを手に入れることができた。

Posted by ブクログ

2022/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「池の縁」が収録されているじゃないか。昨年の12月に喫茶店でZがおすすめしてその場で読ませてくれたやつだ。あのとき確か店のおじいさんに本のことについて色々訊ねられた。はて、なんの小説についてだったか、すっかり忘れてしまっている。 「池の縁」ほかいくつかの作品に息子・直吉が登場しており、不思議と読み出した時点で愛着を持っていた。七歳ほどの幼い少年で出てくるたびに可愛らしい。 「灰色の月」「兎」あたりをいちばん面白く読んだだろうか。「灰色の月」は電車の一瞬間を捉えた作品で、小さな体験を作家の眼と文章の力で作品へと押し上げた名品であると思う。 「兎」は志賀直哉の生き物への愛着が作品を通して伝わってきて読み心地がよい。こういう愛着を他の作品でも書いていた作家だった気がするが、別の作家と勘違いしているかもしれない。なんにせよおもしろかった。 読みながら安岡章太郎の「兎」が思い浮かんだが、あれとはずいぶんちがう。安岡の作品に出てくる兎には生き物の臭さみたいなものが漂っていて、こちらの兎は純粋に可愛がる対象として描かれている。兎が家に住んでいるという状況は頭に思い浮かべるとなんだか高揚する。 「自転車」という作品を読んでいるときに随筆と小説のちがいがもう分からなくなった。もしかしたらそこまで区分分けしなくてもいいものなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/07/11

自転車のエピソードで好きなのがあったなとうろ覚えで再読。 合う合わないもありそうだが、昔の文体なのにあまり気にせず読めてしまうのは凄いことだと思う。 日常の小さい話が多いのに文学作品として読めるのは、さすが文豪。

Posted by ブクログ

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