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虚無の構造 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2013/08/23 |
JAN | 9784122058309 |
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虚無の構造
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
堅牢な論理によって支えられた論理で、西部はこの世界に蔓延する「ニヒリズム」を冷徹に批判する(それはたしかな覚悟もないまま「戯れ」として「価値相対主義」に溺れる作法への批判も含むはずだ)。瑕疵はいくつかあるだろう。例えば「言葉」が人間存在の基盤をなす要素であることは同意するが、その...
堅牢な論理によって支えられた論理で、西部はこの世界に蔓延する「ニヒリズム」を冷徹に批判する(それはたしかな覚悟もないまま「戯れ」として「価値相対主義」に溺れる作法への批判も含むはずだ)。瑕疵はいくつかあるだろう。例えば「言葉」が人間存在の基盤をなす要素であることは同意するが、その「言葉」を支えるこの身体感覚への分析が欠けていないか、というように。しかし、なおこの本が見抜いた射程は現在のそれこそ原理原則なき「ポスト・トゥルース」な世界(ある意味究極のニヒリズムの具現化では?)にまで届く、恐るべき強度をはらむ
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本書の1%ほども理解はしていないと思う。だけど、読んで良かったと心から思うし、何度も飲み返したいと思う名著だと思う。哲学書とはこんな感覚になるのだろうか。数学の本を読んでいる感じだった。 最初、読みにくいと感じていたが、読み進めると段々と読めるようになる不思議さと難しいけど読み...
本書の1%ほども理解はしていないと思う。だけど、読んで良かったと心から思うし、何度も飲み返したいと思う名著だと思う。哲学書とはこんな感覚になるのだろうか。数学の本を読んでいる感じだった。 最初、読みにくいと感じていたが、読み進めると段々と読めるようになる不思議さと難しいけど読み進めたいと思う内容で、最後まで読み終える事が出来た。 最後の解説を読んで、内容の理解が深まったし、後書きで、なぜこんな批判書を書いたのかも分かった。今、2周目に入っている。 最初はもう無理だと思いながら読んでいて、まさか2周目をすぐするとは。 本当に名著だと思う。初めての読書体験だった。
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「君たち、こういうことじゃないかね? どうだい」と先生に語りかけられているような感じだった。虚無と向き合うのは痛切な痛みを伴う。決して快いものではない。しかし、そこを脇へ逸れずに正面突破を挑む著者の高い見識を讃えたいと思う。これを受けてどう生きるかは読者次第だろう。現代においてニ...
「君たち、こういうことじゃないかね? どうだい」と先生に語りかけられているような感じだった。虚無と向き合うのは痛切な痛みを伴う。決して快いものではない。しかし、そこを脇へ逸れずに正面突破を挑む著者の高い見識を讃えたいと思う。これを受けてどう生きるかは読者次第だろう。現代においてニヒリズムと無縁ではいられない。そういう部分や側面の輪郭を捉えてどうするか。どう生きるか。虚しさとの戦いはまさに今、この時、最前線に立たされているように感じた。
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